名古屋市・河村市長が定例会見2月21日(全文2)国と県だけでは不十分
どのような相談が寄せられているのか
毎日新聞:すいません、毎日新聞の【高井 00:34:47】です。お疲れさまです。今日からお子さん向けの相談窓口、ワクチンの相談向けの窓口が9時から設置されましたけど、まだ時間そんなにたってませんけど、相談寄せられていたりとか、どんな相談寄せられてるかってもし分かれば教えていただけますか。 河村:どうですね、これ、ホットな情報で。 A:【コ******00:35:07】ます。私が今日この会見の準備に入るまでに2件のお問い合わせをいただきました。個別の相談実例をご紹介は控えさせていただきますけども、やはり保護者の方から早速お問い合わせをいただいたという状況でございます。 河村:あ、そうですか。ぜひかけていただいて。僕の意見あんまり言わんほうがいいけど、テレビ見ても分かるわね。NHKはどうなのかなんか分からんけど。どっちかいうと打ったほうがええんでねえかという雰囲気ですけど。だけどそうでにゃあという科学者ならびに医者の方の意見も強いですわね。本当に注意せないかんと。
身寄りなき状態で死亡した市民の火葬遅れへの受け止めを
朝日新聞:朝日新聞、関です。別件でお願いします。市長、先週、身寄りがない亡くなった方の火葬、埋葬ですか。これを役所のほうでするというルールなんですが、これが最長3年余り遅れていた事例がありまして、これにつきまして懲戒処分が発表されました。まず市長、ぶら下がりで聞きましたけど、この場であらためてその受け止めとメッセージというか、お願いします。 河村:これは本当にびっくりしましたけど、大変申し訳ないと。亡くなった方本人のご遺体に対する尊敬の念というか、これも重要ですからね。それと遺族の方にも申し訳なかったということで、びっくりしましたけど。やっぱりご遺体、亡くなった方に対する、なんですかね、人間に対する愛情といいますか、そういう気持ちに欠けるもんがあったんじゃないですか。政令都市で名古屋が初めてだいう話ですから。申し訳ないことだと思いますけど。 朝日新聞:発表では、要因が、多忙を極めてまして手が回らなかったという内容だったんですね。3年放置というのはもちろん責められるべきですけれども、市長、区役所におかれましてはコロナ対策で保健所業務に、非常に応援を入ってましたということを考えると、組織的な問題じゃないのかなというふうに思えるんです。この辺り、どうでしょうか。非常に仕事を集中させてしまったというような観点は考えられませんか。 河村:忙しいと言いますけど、パブリックサーバントですからね。We are public servantsですから。そうでしょう。税金を、普通の商売みたいによそと競争して価格競争やって朝から晩まで働くいうのと違いますから。みんなで、そういう市民の命ですね。命いうのは基本ですけど。そこへ最大の考慮を払っていくというのの気持ちがどっかふっと抜けとったんじゃないですかね。 朝日新聞:個人の努力というか、職務を遂行できなかったという懲戒だと思うんですが、社会構造として今、高齢人口が増えていて、実際にこういった身寄りのないご遺体って増えているというデータがあるんですね。ですから今後増えていくだろうということに対して、果たして個人の努力、意欲でカバーしていけるのかということを私は懸念していまして。組織的なところを、市長、どう、今後手を入れていく必要はあるんじゃないでしょうか。