名古屋市・河村市長が定例会見2月21日(全文1)速やかに接種券を発送する予定
名古屋市の河村たかし市長は21日午前、定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「名古屋市・河村市長が定例会見(2022年2月21日)」に対応しております。 【動画】名古屋市・河村市長が定例会見(2022年2月21日) ◇ ◇
還付金詐欺が大幅に増加
河村:はい、どうぞ。 CBCテレビ:おはようございます。幹事社のCBCテレビの【ナカムラ 00:00:47】です。それでは市長、よろしくお願いいたします。 河村:それではおはようございますということで。2月21日月曜日ということで始めたいと思います。まず令和3年名古屋市内の犯罪および交通事故情勢についてご報告いたしますと。刑法犯認知件数は1万5840件。前年に比べて385件減少しました。これは戦後最多だった平成15年と比べると2割を下回る数値となっております。振り込め詐欺をはじめとした特殊詐欺の被害状況は、件数は462件、被害総額約6億7000万円と、ものすごいあるんだね。特に高齢者の皆さん、気い付けてほしいんだけど。特に還付金詐欺は前年に比べて1300、これ、活字、間違ってます。130じゃねえ、1300%かな、間違っとるいうことですけど、1300%と大幅に増加しておりまして、市役所や区役所の人間がATMを案内して還付金を振り込めと言うことは絶対にありませんと。還付金があるからATMのうんぬんという電話等については全て詐欺でございますので、ご注意をいただきたいと。これは老人会なんかで別個にちゃんとやったほうがいいんじゃないの。よう分からんけどな。こんな1300%も増えとるという。
今年は架空請求詐欺が増加
なお今年に入ってからの傾向といたしましては架空請求詐欺が増加しており、昨年は年間で40件だったものが、1月末現在ですでに9件になっております。これもすごい増え方と。具体的には消費者生活支援センター等を名乗り、契約不履行を裁判所に提訴する等と記載したはがきが届く手口のほか、突然パソコン画面にウイルスを検知しました等と表示され、画面に表示された電話番号に電話をかけると、ウイルスを取り除くのに技術料が必要ですと指示され、コンビニで電子マネーを購入させてだまし取る手口と。なるほど、よう考えとるな、これ、本当に。 何しろ変な画面が出てくるもんで、いろいろぱっぱ、入力入れると、それがまたようけ出てきてと。こういうの消せれんかいって、自分で消すと思っても分からへんだね。という状況ですけど、ぜひご注意をお願いします。はがきやコンビニに表示された連絡先に電話をしてはいけません。また、コンビニで電子マネー等を購入してくださいは詐欺でございます。慌てず家族や警察などに相談し、被害に遭わないよう対策をしてくださいということでございます。 一方、交通事故情勢につきましては、交通事故死亡者数は22名と、前年に比べ約20名減少しました。これ、昭和22年の数字を出して以来、最少のようでございます。ですが、ぜひ、あとで出てくる自殺のほうもそうですけど、ほかの都市と一遍比較してみいやと言ってあります。やっぱり交通死亡事故が少なくなるというのも、これも減税と同じで、減税より重要で、あんまり比較してはいけませんけど、大変行政の重要な指標ということになりますが、昭和22年以来最少と。なんで少ななったのかということを分析せな、数字出しとったって分からへんがなと、行政になりゃせんがなと今日言ってあります。 交通死亡事故の特徴としては、亡くなられた方の約6割が65歳以上の高齢者の方であり、自転車乗車中に亡くなられた4名全ての方が高齢者ということになっております。本市においては昨年10月より自転車乗車用ヘルメットの着用を全年齢、努力義務としております。私も自転車に乗るときには必ずヘルメットをかぶっておりますが、市民の皆さま方におかれましても命を守るヘルメットの着用をぜひお願いしたいと思います。