【MLB】 2024MLBドラフト展望 1巡目全39指名予想 全体1位はダークホースのウェザーホルトか
◆全体21位 ツインズ ライアン・ウォルドシュミット(外野手・大学生・23位) コンタクト力・選球眼・パワーの全てにおいて穴がない好打者。しかし、故障もあってDHとしてシーズンを送るなど守備に不安。ツインズは打力優先の指名が目立つ球団。ウォルドシュミットは格好のマッチになるだろう。 ◆全体22位 オリオールズ バンス・ハニーカット(外野手・大学生・22位) ヒットツール以外の4ツールを兼ね備える外野手。スケールは大きいが、とにかく三振が多いのが課題。オリオールズはマイク・イライアスの編成下では大学生野手にこだわってきた。ハイポテンシャルなハニーカット指名の可能性が高いと予想する。 ◆全体23位 ドジャース キーロン・リンジー(遊撃手・高校生・29位) 非力ながら巧打と俊足が売りの遊撃手。1巡の下位からヒット作を生み出し続けるドジャースは傾向が読みづらい球団のひとつ。リンジーと繋がっているという噂は多くのメディアが報じている。 ◆全体24位 ブレーブス ジュランジェロ・サインチェ(両投げ・大学生・25位) 世にも珍しい両投げ投手。もっぱら右腕の方が評価は高く、小柄な体で横変化を主に打ち取る姿はマーカス・ストローマン(ヤンキース)とも。ブレーブスは投手偏重、かつ4年連続でアンダースロットで契約金を抑えている。それが可能そうなサインチェを予想する。 ◆全体25位 パドレス キャッシュ・メイフィールド(左腕・高校生・30位) 球速を伸ばして評価を上げた高校生左腕。98マイルに達する速球、チェンジアップ、平均以上のコマンドが武器。伸びしろの大きい選手を好み、高校生投手の指名も厭わないパドレスの傾向にがっちりと当てはまる。チェンジアップの質が高いのもパドレス好みか。 ◆全体26位 ヤンキース ビリー・アミック(三塁手・大学生・32位) パワー自慢のブンブン丸。ボール球に手を出すこともしばしばだが、パワーは本物。スピードはなく三塁に留まれる可能性は低いか。ヤンキースといえばパワーが売りの打者を好む傾向にある。アミックと似たプロフィールのトミー・ホワイトらもあり得るか。 ◆全体27位 フィリーズ ワイアット・サンフォード(遊撃手・高校生・35位) 攻守に洗練された高校生遊撃手。守備の評価が一際高い上、バットスピードが高い打撃もこれからパワーを伸ばすとの見立て。フィリーズは4年連続で高校生を指名し、立派に育て上げている。サンフォードは思わぬスリーパーに推す声も。