【MLB】 2024MLBドラフト展望 1巡目全39指名予想 全体1位はダークホースのウェザーホルトか
◆全体14位 カブス ブロディ・ブレヒト(右腕・大学生・21位) 100マイルを超える速球とスライダーが武器だが、制球力が壊滅的な右腕。奪三振力が高い素材型の大学生投手の指名を厭わないカブスの傾向がここでも発揮されると予想。ただ、昨年は大学生遊撃手マット・ショーで成功しており、クリスチャン・ムーアなどの可能性も十分。 ◆全体15位 マリナーズ セオ・ギレン(遊撃手・高校生・28位) スムースなスイングが持ち味の攻撃型遊撃手だが、肩の弱さが玉に瑕。二塁へのコンバートが予想される。近年のマリナーズはコール・ヤングやコルト・エマーソンなどヒットツールが高い高校生の指名で成功を収めており、何匹目かのドジョウを追うだろう。 ◆全体16位 マーリンズ キャム・カミニティ(左腕・高校生・15位) 98マイルに達する速球、スライダー、チェンジアップをハイレベルに操るNo.1高校生投手。投手育成に長けるマーリンズは昨年、トップ2の高校生投手を両取りしている。 ◆全体17位 ブリュワーズ キャム・スミス(三塁手・大学生・14位) パワーと強肩に高い評価を受ける三塁手。コンタクト率もドラフトイヤーに改善。ブリュワーズは大学生野手の指名が続いている。キャム・スミスがこの順位まで残るようなことがあれば、迷わず指名するのではないだろうか。 ◆全体18位 レイズ カーソン・ベンジ(外野手・大学生・18位) アプローチの良さとパワーを兼ね備える好打者。投手としても有望だっただけに強肩を持ち、外野守備も高評価だ。レイズは高校生のオーバーピックを厭わないなど、傾向がつかみにくい指名をするものの、ここは昨年のブレイデン・テイラーにも似た完成度の高いベンジを予想した。 ◆全体19位 メッツ スレイド・コールドウェル(外野手・高校生・27位) 小柄な体に野球センスを秘めた好素材。コービン・キャロル(ダイヤモンドバックス)とも被る俊足好打の外野手だ。メッツはサイズを気にせず高校生の好打者を多く確保している実績がある。ベンジが残っていればベンジを指名する可能性もあるはずだ。 ◆全体20位 ブルージェイズ シーバー・キング(ユーティリティ・大学生・17位) 昨季は三塁と中堅を主に遊撃なども守れるマルチなアスリート。2桁本塁打を打てるパワーポテンシャルも秘める。ブルージェイズはここで大学生野手を指名すると多く予想されている。