【MLB】 2024MLBドラフト展望 1巡目全39指名予想 全体1位はダークホースのウェザーホルトか
◆全体7位 カージナルス トレイ・イェサベジ(右腕・大学生・11位) バーンズとスミスと比べると格は落ちるが、大学生投手の3番手。スプリッターが武器。カージナルス過去5年の1巡のうち大学生投手は3人。大学生投手の需要はその年の投手の充実度に関わらず一定に高く、イェサベジは人気を集めそうだ。 ◆全体8位 エンゼルス ニック・カーツ(一塁手・大学生・7位) 昨季まで全体1位候補にも挙がっていた完成度の高いスラッガー。パワー抜群な上、コンタクト力も巧みで穴がない。シャニュエルとネトのようにすぐさま昇格させるかは分からないが、完成度の高い大学生という方針は踏襲すると予想する。 ◆全体9位 パイレーツ ジェームズ・ティブス(外野手・大学生・12位) パワー・コンタクト力・選球眼どれを取っても安定した好打者。反面、守備で存在感は残せないだろう。昨年こそポール・スキーンズを指名したが、それまでは好打者タイプの指名が多かった。その傾向を捉えるティブスは契約金の節約も狙える好ピックになる予感。 ◆全体10位 ナショナルズ ブライス・レイナー(遊撃手・高校生・10位) コリー・シーガー(レンジャーズ)とも比較される強打の高校生遊撃手。投手としても有望な評価を受けるほどの強肩の持ち主でもある。ナショナルズはとにかくロマンある伸びしろの大きい選手を好む傾向にあり、No.1高校生のレイナーを選ぶと予想。 ◆全体11位 タイガース コナー・グリフィン(遊撃手・高校生・9位) レイナーと並んで今ドラフトで最高評価を受ける高校生。2006年生まれながら体格は完成されており、爆発的なポテンシャルを秘める。タイガースも高校生を好む傾向にあり、グリフィンを逃す手はないだろう。 ◆全体12位 レッドソックス クリスチャン・ムーア(二塁手・大学生・13位) 今季34本塁打を放った強打の二塁手。ボール球を追いかけやすい傾向にあるが、打力の評価は高い。カレッジ・ワールドシリーズで評価を上げてきた。レッドソックスは4年連続で野手をトップ指名している。 ◆全体13位 ジャイアンツ ブレイデン・モンゴメリー(外野手・大学生・8位) 強肩強打の外野手。空振りの多さこそ懸念だが、パワーはすさまじい。6月下旬に足首の怪我を負ってやや評価を落としたか。怪我の影響もあって全体13位までスリップする可能性はある。2019~21年までの指名傾向を当てはめ、ジャイアンツが躊躇なくモンゴメリーを拾うと予想。