大阪府・吉村知事が定例会見1月13日(全文1)テレワークなどで出勤者数7割減に
大阪府の吉村洋文知事は13日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「緊急事態宣言下、2/7までは不要不急の外出は自粛で」大阪府・吉村知事(2021年1月13日)」に対応しております。 【動画】「緊急事態宣言下、2/7までは不要不急の外出は自粛で」大阪府・吉村知事(2021年1月13日) ◇ ◇
本日、緊急事態宣言発令の見込み
司会:ただ今から知事の記者会見を始めさせていただきます。最初に知事からお願いいたします。 吉村:本日、関西においては大阪、京都、そして兵庫に緊急事態宣言が発令される見込みというふうになっています。あす、14日以降について、この緊急事態宣言下に入ることになると思いますが、その中で府民の皆さんへのお願い、事業者の皆さんへのお願い、なんとかこの感染の収束を集中的に行って、2月7日まででこの感染を大きく抑えるということにぜひご協力をお願いしたいと思います。今日は、先日その本部会議で、この方針を決定しましたが、その中身について詳しくまた説明をさせていただきます。 そして、大阪の感染状況、ここに至るにいたった経緯についてですけれども、この間、11月22日に490名ということで、それまででは過去最高の陽性者の数字、判明がありました。その後、この12月中はなんとか感染拡大については皆さんのご協力も得て、抑えてこれたというふうに思っています。11月の最高数を記録した以降、徐々に徐々に陽性者は減ってきて、だいたい300人前後ぐらいで推移してきたわけでありますが、それが年明けまで続いていました。
大阪だけ右肩下がりは考えにくい
ただ、これが1月の6日に一挙にぐんと、まさに天井を突き破るような形で、560名の陽性者の判明、これは判明日ベースですけれども、560名の陽性者の方が明らかになったと。そして、翌日は600名を超える陽性者の方が明らかになった。約倍増したというのがこの1月の6日、7日で判明したということとなりました。 また、1月の7日には東京において、2400名を超える陽性者が一気にぐわっと上がる、そういったことも報道がありました。その中で、僕自身の判断として、なんとか12月中は抑えてこれた傾向にありましたが、まずやはり大阪と同じような大都市圏、ここでコロナは広がりやすいんですけれども、その首都圏において感染がものすごい拡大で伸びていっていると。そして東京は2000件を超えたと。大阪だけが陽性が右肩下がりになるというのは考えにくい状況になるんじゃないかというのが1つ。 特に大阪と東京の人の行き来というのは、大阪と和歌山の人の行き来よりも、毎日の行き来が多いというような状況ですので、やっぱり経済的にもつながっていると。大阪と東京というのは、実は距離は離れていますけれども、人流という意味ではそんなに遠い距離ではないということ、そして都市の国家構造を見ても大阪は感染が広がりやすいということ。そして特に冬場、インフルエンザもそうですが、冬場にはこのコロナというのは感染力が拡大する、人の抵抗力も下がるという中で見たときに、2日間の陽性者の数ではありましたが、その後これは拡大するだろうと、そう判断すべきだというのが1つ。 そして医療体制、これはもともと非常に逼迫した状態の中での感染の急拡大という状況でもありましたので、僕から西村大臣に、これは緊急事態宣言を発出すべき状況だということでお願いを申し上げました。これが先週の土曜日になります。そして本日、国において緊急事態宣言が発令されるということになるということであります。