「宣言」9都道府県に拡大 菅首相が会見(全文2)インド株監視に少しずつシフトすべき
菅義偉(よしひで)首相は14日夜、官邸で記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「緊急事態宣言」9都道府県に拡大決定 菅首相が会見(2021年5月14日)」に対応しております。 【動画】「緊急事態宣言」9都道府県に拡大決定 菅首相が会見(2021年5月14日) ◇ ◇
なかなか人々の協力も得にくくなっている
尾身:演劇だとかスポーツクラブ、その他、今のたぶんご質問は今回の緊急事態宣言でも百貨店含めてかなり強い対策をしたわけですけども、そこには毎日、クラスター感染が起きてないのになぜかという。もちろん演劇場だとかスポーツクラブ、あるいはショッピングセンターでも感染のクラスターが起きたことは何例かはありますが、それが毎日起きているというわけではない、ということは間違いない。 そういう中で実は今回も、何度も申し上げてますけど、今の変異株の状況、今の感染拡大のスピード、これを抑えるにはなんとしても人と人の接触を抑える、人流を抑えてということが、この方法をしないといけない状況に今なって、なぜかというとなかなか人々の協力も得にくくなっている、それからクラスターの起こる場所が非常に多様化している、で、変異株。そういうようなことで今、緊急事態宣言でそういうことをお願いしているわけですけども、ここのことを永遠に続けるわけにいかないので、もうそろそろ人々はこういう生活に、もうそろそろやめてほしいというのが、経済的にも人々の心の気持ちでも。 そういう中で私は1つはワクチン。今までは人々の行動変容に頼る部分がありましたよね。しかしこれからはワクチン、あるいは戦略的な、抗原キットも含めて、今あるサイエンスとテクノロジーを十分使う余地が今、だんだんと土壌が出てきたので、それをワクチンと同時に検査のほうも素早く、PCRもそうですけど、抗原のキットをいろんなところにうまく活用してもらうということが、人々が元の生活に戻るための、私は条件だと思うので、ぜひそれは政府を挙げてこの2点ですね、検査、それからワクチン。 それと同時に万が一、また一度解除しても必ず上がりますから、私はそのあとのリバウンドを、この重点措置も早くこの時期が、私は政府、われわれも含めて日本社会の1つの課題は、上がったときに早く打つということが、ここは私は改善の余地があると思いますので、そうしたことをぜひこれからワクチンが高齢者に行き渡るまで、少なくとも数カ月はここに全力を挙げてやっていただければと思います。 司会:それでは中国新聞の下久保さん、どうぞ。