大阪市・松井市長が定例会見6月24日(全文1)4人以上世帯に最大10万円の加算
専門職の外注部隊という意味?
関西テレビ放送:関西テレビ、稲垣と申します。よろしくお願いします。今の保健所のお話に関してなんですけど、疫学調査、患者さんの容体の聞き取りも含むと思うのですが、そこの外注部隊っていうのは、具体的にはどういうイメージをされているのでしょうか。例えば基本的には今、保健所の保健師さんとかがやっていることと同じことだと思うんですけども、やっぱり資格職というか、専門職の外注部隊という意味? 松井:これは聞き取りは電話で聞き取りですんでね。で、聞き取る内容というのは、ほぼ決まってます。例えば、今の呼吸状況どうですかとか、それから毎日、熱はどうですかとか。それからやっぱり数日たった後の容体ですね。そういう聞き取る中身というのは、これは保健師がきちっとマニュアルを作ります。そのマニュアルに沿った形で、例えば今、接客業、サービス業の方々、そういう形で非常に本業についてはなかなか仕事がない状況の中で、そういう会社から、例えば観光業の皆さんとか、接客に慣れている方々に、マニュアルに沿った形で対応をお願いしたいと思っています。 関西テレビ放送:ここは第4波で派遣の看護師さんとかもかなり人数は入れていただいたと思うんですが、今おっしゃるイメージで言うと、資格職ではなくというイメージですか。 松井:そこは、疫学調査の聞き取りは資格が別に要るということでもありませんから。ただ、その中で例えば重症に容体が急変されているという方については、その場所にはもちろん看護師、保健師、全てそろっているわけですから。そこはすぐに連絡を取って、電話を交代して対応しますけども。そのファーストコンタクト、比較的軽症である方々、そういう方々への疫学調査については専門家が作ったマニュアルに沿った形で外注したいと思っています。
自前でするという判断はないか
関西テレビ放送:ここをまず頭数をそろえるというのが大前提になってくると思うんですけれども、一方で患者さん、待ってらっしゃる方の優先順位を付けて、できるだけ緊急度の高い方についてはリスクが高い方については専門職がやるべきだと思うんですけども、その辺りのマネジメントみたいなところも含めて、外注で資格職でない方が行うのであれば、例えば市の職員で別部署から持って来るというのは、外注ではなく自前でするというご判断なんかはないようですか。 松井:いや、これは大阪市もその他業務、いろいろありますから。例えば先ほどコロナで非常に生活が困窮されている方々への支援施策だとか、さまざまな施策やってますんでね。もちろん他の部署からも保健所の応援は派遣しますけど、それプラス外注の、そういう外注でのマンパワーの強化をするということです。もちろんまずは組織内で保健所への応援体制はステージに合わせて強化していきます。それに上乗せの形で外注をするということです。 関西テレビ放送:先日、秋ごろまでにということをおっしゃってましたが、時期はそういうスケジュール感なのか、変わらず秋までということであれば第5波は間に合うような認識なんですか。 松井:第5波がいつ来るかっていう予想できませんけども、できるだけ早くそういう体制をつくっていきます。そういうマニュアル作りをやっていきますけども、コロナの感染症の状況を見ながら、スピード感をもって取り組みたいと思います。 【書き起こし】大阪市・松井市長が定例会見6月24日 全文2に続く