大阪・松井市長 職域接種申請の一時停止に「そんなに混乱しないと思います」
大阪市の松井一郎市長は24日午後、大阪市役所で定例記者会見を開いた。河野太郎行政改革担当相(ワクチン担当相)が23日に、職場接種や自治体による大規模接種の申請が殺到し、モデルナ製ワクチンの供給の総量を超える懸念があるとして新規受付を一時停止すると表明したことについて「(大阪市で)既存のワクチン接種で弊害が起きるとは聞いておりません」と述べた。 【中継映像】大阪市・松井市長が定例会見(2021年6月24日)
報道陣からは、河野大臣の表明で「国もスピードアップで(ワクチン接種を)行っているが、それが止まると混乱も生じるのでは」という質問があった。 松井市長は河野大臣と連絡を取っているとし「そんなに混乱しないと思いますね。(大阪市の)区の集団接種会場で予約が埋まらないところも出てきました。区は65歳以上の優先予約を受け付けていますが、予約が埋まらない状況も見受けられ、65歳以上の希望される方の接種は順調に進んできたと思います」と答えた。
また「今後、次の年齢層に広げていきますけど、職域接種もスタートするということで、大きな混乱にはつながらないかなと、順調にいってます。予約も電話がつながらないとか、各区役所にそういうご批判もいただいておりません。予約についてもスムーズにいってる状況なので、ほぼワクチン接種がご迷惑、負担になるというかご批判を受けるような形にはなっていないかなと思います」と続けた。