大阪府・酒類提供条件付きで容認 2人以内・午後7時まで
一定の条件で飲食店に酒類提供を認めることを最終決定した
大阪府・酒類提供条件付きで容認 2人以内・午後7時まで
大阪府は18日午後、大阪府庁で「第53回大阪府新型コロナウイルス対策本部会議」を開き「まん延防止重点措置」の具体的な内容を議論し、一定の条件で飲食店に酒類提供を認めることを最終決定した。 【中継録画】大阪府が新型コロナ対策会議 宣言解除後の措置は?(2021年6月18日)
酒類提供はゴールドステッカー取得店舗
会議によると、措置は大阪府内33の市で適用され、飲食店での酒類の提供については、府独自の第三者認証制度である「ゴールドステッカー制度」の取得店舗で、グループで入店の場合は原則2人以内、時間は午後7時まで酒類提供を認める形となる。営業時間については、午後8時までとなっている。
原則酒類の提供の自粛を続けるべきだが例外として一部容認
吉村知事は会議の中で「飲食店の要請をどうするかという部分についてですけれども、これは原則酒類の提供の自粛を続けるべきだと思います」と述べた。 しかし「例外的に感染対策を徹底して行う第三者認証制度である『ゴールドステッカー』の取得店舗、その要件を満たす店舗として申請済みの店舗については、午後7時までお2人様のお客様に限って営業していくと、お酒を提供することも認めるべきだと思います」と続けた。
措置区域は大阪府内33市
府が発表した「まん延防止等重点措置に基づく要請」の詳細は次のとおり。 措置区域は33市。大阪市、堺市、岸和田市、豊中市、池田市、吹田市、泉大津市、高槻市、貝塚市、守口市、枚方市、茨木市、八尾市、泉佐野市、富田林市、 寝屋川市、河内長野市、松原市、大東市、和泉市、箕面市、柏原市、羽曳野市、門真市、摂津市、高石市、藤井寺市、東大阪市、泉南市、四條畷市、交野市、大阪狭山市、阪南市。 まん延防止等重点措置を実施すべき期間は6月21日から7月11日までとなっている。
大規模商業施設、遊興施設の土・日休業要請も終了
吉村知事は、会議終了後の囲み会見に応じた。そこで「大規模商業施設、遊興施設については土日の休業要請については終了します。ただ、どうしても夜間の人流を防ぐ必要があるため、午後8時以降の時短要請は引き続きお願いします」と述べた。
イベントは土・日の無観客開催の要請終了
イベントについては、土・日の無観客開催の要請終了も発表。ただ、午後9時以降については自粛を要請する。