大阪府・吉村知事が定例会見5月27日(全文3)個人的には感染拡大防止を優先したい
個人的にはウイルス拡大防止を優先したい
それによって広がるほうを優先したということですね。あまりにも店名を出すというのを条件にすると、おそらくこのシステム自体が成り立たなくなってくるので。居酒屋吉村からしたら、いやいや、そんな自分の知らないところでばっと名前出されたら、もう商売あがったりになる可能性もあるから、それやったらちょっとなかなかできないよってやっぱりなってくることもあると思うので。そういった意味で、店名を公表するということは、これはやらないというのが今の判断です。この辺、本当に難しい判断なんですけどね。 僕は本音ではこういう個人の情報とかよりも、ウイルスの拡大防止のほうを優先したいというのは個人の政治家としての思いなんですが、ただ今の法体系に照らすと、個人情報とかそういう秘密みたいなほうを優先するような状況になっているので、それに合わせた形でできる限り注意喚起をすると、そういう仕組みとご理解いただけたらというふうに思います。 朝日新聞:最後に、席数と面積でアラートの基準が違う場合はどちらかということでよろしいでしょうか。 吉村:これは業界によってもう分けてます。例えばスナックとかバーとかキャバレーとかそういった飲食店は、もう座席を基準にします。例えばライブハウスとかスポーツクラブとかそういうところは面積を基準にする。業態に合わせて、もう座席か面積かに分けます。これは最初に、登録のときに業態で入力する画面がありますから、それを入力して、例えばキャバレーというのを入力したら、居酒屋でも、食事提供施設だったら次に出てくるのは面積じゃなくて座席のほうのプロットが出てくることになるので、それはもう自動で、こちらで、仕組みとして入力をしてると。選んでもらうようなものではないです。 司会:すいません。ちょっとお時間の関係があるので、今、手あげられてる方。
外出は完全に基本的対処方針と合わせるのか
吉村:次何時からでしたっけ、会議は。3時半? 3時半まで、じゃあやります。 司会:じゃあ今、手あげられてる方で、ちょっと簡潔に1問ずつ、まとめてお願いします。 NHK:NHKの青木です。外出については、もう完全に基本的対処方針と合わせるっていうことでよろしいですか。 吉村:そうです。5月30日からですので、6月1日からにはならないとは思いますが、5月30日からの措置として、基本的には基本的対処方針に合わせて、東京とか北海道とか、5月25日まで緊急事態宣言が出された地域の往来は6月18日までできれば制限をお願いします。それが主だったと思いますので、それはお願いするということになるだろうと思います。県境をまたいだ移動はできるだけやめてくださいというのは入れるつもりはないです。それだけですね。 NHK:ありがとうございます。スナックとバーとパブは、大阪は接待を伴う飲食店と類型を分けて記載してたと思うんですけども、これは接待を伴う飲食店グループに入れて、独自のマニュアルを作るっていうことでよろしいですか。それとも国のガイドラインのほうに入るのか。 吉村:いや、スナックとバーとパブっていうのはクラスターが発生した施設の類型にそもそも入ってたと思います。 NHK:接待を伴う飲食店だという理解で。 吉村:そういう理解です。 NHK:ありがとうございます。