プレーオフ初戦に進出 キャメロン・デービスのこだわりクラブたち
◇米国男子プレーオフ第1戦◇フェデックスセントジュード選手権◇TPCサウスウィンド(テネシー州)◇7243yd(パー70) 【画像】タイガー・ウッズの “錆びたウェッジ” 6月「ロケットモーゲージクラシック」でPGAツアー2勝目を挙げたキャメロン・デービス(オーストラリア)は、フェデックスカップランキング44位でプレーオフシリーズ初戦「フェデックスセントジュード選手権」に進んだ。同ランク50位までが出場できる第2戦「BMW選手権」へ今週も相応の成績が求められる中、先週の「ウィンダム選手権」を前に現在のクラブを使っている理由を聞いた。
デービスは「ロケットモーゲージ―」直前にパターを新しいスコッティキャメロン「ツアータイプ スペシャルセレクト マスターフル」のプロトタイプに変更したが、彼の用具変更は稀なことだ。 ドライバーは2022年発売のタイトリスト「TSR3」(ロフト角10度、シャフト=藤倉コンポジット ベンタスTRブルー7X、D1セッティング)を使っている。 「リリースされた当初から使っているよ。形状も打感も素晴らしく、信頼しているので、今年のプレーオフが終わるまでは間違いなくこれを使い続けるよ。使えば使うほど、信頼度は上がっているんだ。完璧に仕上げるまで、少し時間がかかったけれど、ピタッとハマって、今ではティショットで安心して使えるようになったね」
3番ウッドも同社の「TSR3」(15度、シャフト=藤倉コンポジット ベンタスTRブルー8X、B2セッティング)。 「3Wはかなり気難しいクラブで、自分にピッタリ合うように調整するのが難しい。このTSR3はずいぶん前から使っていて、フェースは少し磨耗しているけど、かなり安定したクラブになっている。毎週続けてプレーする上で、然るべき重量の位置を見つけ、必要なセッティングが何であるかを割り出すのに少し時間はかかった。このセッティングだと、風のある状況で安心して使える。風がなければ、高くも低くも打てるし、万能性の高いクラブとして素晴らしい仕事をしてくれる」