鎌田は２シャドーの一角でプレー

フルアム戦に先発した鎌田（左）。（C）Getty Images

　鎌田大地が所属するクリスタル・パレスは現地11月９日、プレミアリーグ第11節でフルアムとホームで対戦した。 【動画】鎌田が危険タックルで痛恨の一発レッド 　公式戦２試合連続で鎌田が先発に名を連ねたパレスは、開始４分にいきなりチャンスを迎える。クラインの浮き球パスに抜け出したマテタが右足のボレーを狙うも、上手くミートできない。 　25分にはビルドアップでのミスからスミス・ロウに決定機を与えたが、ラクロワが見事なスライディングでブロックした。 　ピンチを凌ぐと、28分に鎌田の左CKに飛び込んだゲイがヘディングシュートを放つも、わずかにゴール右に外れる。39分には敵陣中央でボールをもらった鎌田が右に展開してムニョスがグラウンダーのクロスを供給するも、味方には合わなかった。 　45＋２分には自陣でラクロワのパスを奪われると、スミス・ロウに左足のシュートを流し込まれて先制を許す。このまま1点ビハインドで前半を終える。 　後半に入って48分、鎌田を起点にサールのスルーパスからムニョスがシュート。GKレノに弾かれたボールにデベニーが詰めたが決め切れない。 　52分にはカウンターから攻め込まれると、イウォビのクロスをスミス・ロウにダイレクトで押し込まれる。しかしこれはオフサイドの判定に救われた。 　76分、鎌田のタックルがテテの足を直撃。このプレーで日本人MFはレッドカードを受けて退場となる。数的不利となったホームチームは、その７分後にウィルソンにネットを揺らされて追加点を与えた。 　このまま０－２で終了し、敗れたパレスはリーグ戦２戦勝ちなしとなった。次節は代表ウィークを挟んで23日にアストン・ビラと敵地で相まみえる。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部