【女子ゴルフ】今季8勝の竹田麗央、悪夢のトリプルボギーでよもやの予選落ち!年間女王戴冠は最終日の山下次第に
◇9日 女子ゴルフ 伊藤園レディス第2日(千葉県長南町、グレートアイランドC) 麗央、悪夢のトリプルでよもやの予選落ち! 今季すでに8勝、年間女王戴冠に王手をかけていた竹田麗央(21)が自身今季4度目の予選落ちを喫した。ポイントランク2位で首位と3打差の7アンダー8位にいる山下美夢有(23)=加賀電子=の今大会最終成績が女王レースに直結する。首位は通算10アンダーで全美貞(韓国)、安田祐香(23)=NEC=、辻梨恵(30)=大和証券=の3人。 前週は米ツアー競技初Vを達成。Qシリーズ(最終予選)に行かずして米ツアー出場権まで手にした竹田。自身3度目の2週連続優勝まで期待されていたが…。 初日76の出遅れをインスタートから12、15、18番バーディーで折り返し、4番で4つめ、さらに5番パー5では2オン2パットと、通算スコアを1アンダーまで盛り返したところだった。「予選通過ラインは2アンダーぐらいかなと思っていたので、もう数ホールしかない、あと1打! と」自身を鼓舞しながら迎えた8番パー4だった。 「昨日右に行ってしまったのでそこを注意して打ったら、左へ…林の中で見つからなかった」という。紛失球で、その後も乗らず寄らず入らず5オン2パットのトリプルボギー。結果ラインに2打足りず、今季4度目の予選落ちとなった。 「8番以外はドライバーも安定して飛距離も出ていたし、パットも昨日よりよかった」と竹田。なんとも手痛い結果で、今大会終了時点での女王戴冠は明日の山下次第。山下が4位以下に終わればツアー史上初、前代未聞の“本人不在の女王決定”となる。
中日スポーツ