内閣改造「経験豊かな方が多い印象」大阪・吉村知事会見8月10日(全文4)
関係を断つのは旧統一教会だけか
だからそこは、政治集団としては遮断するということです。個人の信仰とか個人の信教の自由に立ち入るつもりは一切ありません。ありませんけれども、政治家として、維新の看板を背負う活動として、そういったことにもう関与することはないと。それはもうしないと、遮断するというのを大阪維新の会の方針としましたので、それについての通達をするということになると思います。 朝日新聞:ありがとうございます。これは現在のところ統一教会だけでよろしいですか。ほかにもカルトといわれているような集団はあるとは思うんですが。 吉村:現在のところは統一教会だけです。ただ、おっしゃるとおり大阪維新の会の方針も、それから日本維新の会の方針も、とにかくこれは統一教会に限った話ではなくて、基本的な方針としては、宗教団体だからという意味ではまったくなくて、そういった国民との間に多くのトラブルがあったり、あるいは国民が多く泣いてるようなことが認められるような団体とは、政治的なつながりはもう一切持たないというのが基本的な方針です。 じゃあその団体というのはどう定義して、どういう指針になっていくのかっていうのは、これからまさに今やってる最中ですので、ここは少し時間は掛かると思いますが、そこが最終目的地です。ただもう統一教会は明らかにわれわれとしても、もうすでに方針も出しているわけですから、まずそこは通達を出すということになると思います。 そこでだから終わりじゃなくて、統一教会だけかというとそうじゃなくて、基本的には先ほど申し上げたとおり政治家としての活動、維新の会の看板を背負ってみんな議員も活動しているわけですから、それをする上においては、そういったトラブル団体、これは一定定義していきますけれども、この定義づけについては簡単ではないので今ちょっと検討してますが、定義した上でそういったところとはもう、広告塔と思われたり、あるいは政治的な信頼を与えたりというふうに思われたりするようなことは、もうやらないというのが最終の目的地です。 朝日新聞:分かりました。さまざまなテーマについてありがとうございました。 朝日放送テレビ:ほかの質問はいかがでしょうか。どうぞ。