大阪府・吉村知事が定例会見2月4日(全文5完)話の長い短いに男女差はない
五輪組織委・森会長発言の問題をどう考えているのか
時事通信:時事通信の【カシマ 01:20:06】です。発表項目以外で、オリンピックの関連でお伺いします。オリンピックそれ自体の開催を危ぶむような声もある中で、トップの森会長のほうが昨日、オリンピックの精神に反するような、女性を軽視する発言をされました。つい、2時から森会長も会見をされていまして、発言は撤回すると、一方で辞任を否定すると、そういう一幕もあったんですけれども、この一連の関係について、知事としてどういう考えがあるかお願いします。 吉村:会議における話の長さみたいな話ありましたけど、これは男女に差があるものでは当然ないというふうに思います。これは皆さん、もう十分承知だと思いますし、僕自身も十分、ある意味、当然のことなんじゃないかなというふうに思います。発言の真意はちょっと分からないですけれども、男女によって差があるというものではないと思います。 きのうの会議見てもらっても分かるけれども、大阪府で健康医療部長の藤井さん、女性で非常に優秀ですけど、要点捉えた話ぱぱっと言いますけど、僕なんか話長いんじゃないですか。男女差なんかないです、ほんまに。要は会議において話が長いとすれば、これは会議を取り仕切る人に問題があると思います。会議を取り仕切る人が発言の時間をちゃんと管理したり、なんのために会議をするのか、単に井戸端会議なのか、何かを決めるために会議をするのか、会議の目的はどうなのかっていうのを、きちんと会議の主催者が、きちっとそこは整理をして、発言者の発言時間というのは、やっぱりここは長くなれば制御するとか。会議の中で発言の長い人が出てきて、それが問題だというんだったら、それは問題なのは発言者が問題というよりは、会議の主催者、整理者に問題があると僕は思っています。それで、話の長い短いに男女差はないと思います。それはもう僕と藤井部長を比較してもらったら明らかだと思います。 時事通信:ありがとうございます。 司会:よろしいですか。それじゃあ。