名古屋市・河村市長が定例会見3月29日(全文2)お金はどっから出とるのか知りたい
今回も市民税減税や庶民革命を掲げるのか
朝日新聞:朝日新聞の【セキ 00:34:47】です。マニフェストの関係で確認ですけど、4年前で言うと100項目以上ずらっと公約を並べられましたけれども、例えば市民税減税ですとか庶民革命、こういった河村市長のベーシックな公約は今回も並べるんでしょうか。 河村:今までこれ、おかげさまで市長選だけで1、2、3回やっとる。いや、4回か。一遍リコールがあるもんで。それでずっとかなり細かく出しとりますので。今までのやつに、ベースにというか、それを発展させるということになりますので。ダイジェスト版で幾つかは目玉政策いうて、目玉を書いといたら、あれが目玉、気味が悪いっていう話があったらしいけど。それをそのまま使うどうか知りませんけど。やっぱりあんまり、どんとだけだと皆さん読むのも疲れるだろう。一応ダイジェストは作ります。 朝日新聞:目玉なり、マニフェストを作りつつ、前回と同じように、たくさんのものを並べるということでよろしいですか。 河村:はい、結構です。 朝日新聞:そこに例えば減税の【***00:36:11】ですとか、市議の報酬の、どれぐらいまで踏み込むかっていう数字がたぶん変更できると思うんですけど、その辺のことは考えておられますか、今は。 河村:それは、報酬のほうでいきゃ800万ですよ。市長もそうだし、議員を変えないかん。議員も。議員もやらなけりゃ何もなりゃせん。議員が議決機関ですから。ここが家業化しないようにするにはどうしたらええかいうのは、人類の英知でございまして。ボランティアにするなり任期制限にするなりとか、その辺の考え方があるわけで。それは当然だし、それから、もう1個なんだったっけ。後ろから言うと、初め忘れるのよ。なんか。
減税はしっかりやらなあかん
朝日新聞:減税。 河村:あ、減税。減税はしっかりやらなあかんですよ。減税。いろんな提案をしとる方がありますけど、やっぱり減税いうのは非常に、どう言うかな、責任ある政策で、1年こっきりじゃないですから。毎年100億ですわね。ほかの、いわれとる話で、あれ500億掛かるいわれておりますけど。500億は1年だけで終わるんですけど。本当にどうやるんか知りませんけど。減税だと5年分ですわね。で、もうすでに11年、12年やってますんで、もはやその分を超えとって、何遍も言ってますけど、減税額を上回る税収になってると、これは事実でございますので。やっぱり減税いうのは、それと。 それと、皆さん、分かっとるわな、これ。某政党が金持ちの減税額が多いと言いますけど、これはぜひ総務省に聞いていただきゃ分かるんだけど、わしも挑戦したんです、これ。金持ちを減税額少なくして、庶民を大きくすると。だけど実は法律ができたときに、1つの税率ということで地方税は決められまして、総務省のほうから。断言しないけどね、なかなか。違法の可能性が強いというふうにいわれちゃって。今のところ平成18年が施行ですか。決まったのは平成12年だったかな、に決まった税率。1つの税率で、そのまま減税して。だから金持ちもそうでない人も同じ減税にするというしかないと。残念ながらではないけど。それも1つのやり方ですよ。税制というのはシンプルで分かりやすいというのが非常にええといわれておりまして。 朝日新聞:市長、一時期10%にできたときがあったと思うんですけれども、今は5%の継続を【****00:39:08】ということでよろしかったでしょうか。 河村:まずはね。本当は10%減税の、初めて市長選出たときの公約だって、いったん実現されました。いったん実現されたの。その代わり、公務員の給与が1割下がったんです。わしが下がって、議員も半分にした。公務員も1割下がった。公務員の1割下がったやつは、今そのまま、まだ継続しております。財源を、責任ある財源をつくってやった。