コロナ分科会の尾身会長が会見(全文1)東京の人流を宣言前の半分に減らしたい
これが延々と続くわけではない
この医療提供体制、検査体制などなどの強化、徹底、効率化ということで、このことは実は今までも基本的対処方針なんか見れば、いろいろ書いてあり、例えば抗原検査のキットを学校や職場に配る。どこでも検査ができるようにするというようなことをずっと言ってる。あるいは例の飲食店の認証制度ですよね。というようなことも一部でやってるけど、そういうことをずっと議論して、一部の地域ではやられているけども、これを徹底するという、まだ不十分なところがあるので、そのことを国や自治体がしっかりやって初めて人々は、そういうことならという、もうしばらくであるから、これが延々と続くわけではないのは皆さんご承知のとおり、ワクチンの接種率も少しずつ進んでますよね。 これは、あえて私はこちらを先に書きました。これの感染2番目のほうはこれと対を成してやる、感染に歯止めをかけるために接触機会の低減。これは今までと同じように人々の協力を得る必要がありますよね。人々に協力をしてもらう必要があるんですけども、やはりそのためにはこれ、同時に起きたほうがいいと思いますけど、こちらがないと、単に要請ベースということではなかなか難しいということで、この国や自治体がやる。これは人々がやるわけじゃないですよね。これをまず最初に書いて、そのあとにこの人々への協力というふうに書かせていただきました。 それで目標はもう最初に申し上げましたけど、2週間、2週間ほどですね。きっかり2週間というわけにはたぶんいくかどうか分かりませんが、ともかくこの短期間に、2週間、あしたからやれば一応効果は出る。それが実際に重症化の、入院の数の減少に反映するということはないけども、人流が減ってくることは確実にやれば感染の機会が必ず減ってきますから、一定程度の効果はあるはずで、感染の、感染ベース、日々、感染日ベースでのエピカーブを比べれば下がる可能性があるので、これを徹底的にやっていただいて、今、申し上げた、先ほど冒頭で言ったように、一番、今回の7月の初めに出した緊急事態宣言の前のレベルから約半割、5割、してほしいということです。これが目標ですね。 【書き起こし】コロナ分科会の尾身会長が会見 全文2に続く