中国ではなくヨーロッパ用に開発された新型プジョー408 そのプラグインハイブリッドとEVモデルの全ての情報!
プジョー408/E-408:プジョー初のクロスオーバーについて知っておくべきこと。プジョーは最初の2世代は中国専用セダンだった408を3世代目でクロスオーバーに仕立ててヨーロッパ市場に投入した。そしてBEV版が追加された。
我々のお気に入り ・よく考えられたインテリア ・フロントに十分なスペース ・車内はかなり静か 不満な点 ・アクセスが不便 ・PHEVの消費量が高い ・後部座席のヘッドルームが限られている
ヨーロッパにやってきたのは3代目だけ
「408」の最初の2世代は中国市場専用だった。2022年、プジョーはヨーロッパ専用に開発された3代目を投入した。「408」はクロスオーバーとして、コンパクトクラスとミッドサイズクラスの間に位置し、クーペのようなサルーンとSUVのミックスとして設計されている。
マイルドハイブリッドまたはプラグインハイブリッドとして電動化された「408」はすでに知られている。ブランド戦略に従えば、純粋に電気駆動のバージョンは理にかなったものであり、プジョーはそれを2024年秋に発売する。E-408は他のモデルと同様、素人には内燃エンジン搭載車と見分けがつかない。
価格:E-408は46,600ユーロ(約765万円)から
「E-408」は現在注文可能で価格は46,600ユーロ(約765万円)から。プジョーは電気自動車に8年間または16万kmの延長保証を提供している。他のバージョンは標準で2年間の保証付き。 プジョーはマイルドハイブリッドを少なくとも39,700ユーロ(約650万円)で販売しており、プラグインハイブリッドは51,800ユーロ(約850万円)からとなっている。ただし、後者は上位グレードの「GT」のみとなっている。
ICEとBEVの見た目は同じ
電気自動車か内燃エンジン搭載車かに関わらず、「プジョー408」は従来のカテゴリーには当てはまらない。その形状は、クーペのようなセダンで、細長いガラスエリアを備えている。同時に、プジョーはたくましく、未塗装のシルとホイールアーチで少し頑丈ささえ感じさせる。フランスでは、このクロスオーバーを「408ファストバック」と呼んでいる。 フロントエンドのデザインは、現在のプジョーのデザインに完全に一致している。フラットなLEDヘッドライト(GTラインではマトリクスLED)は、フロントエプロンに伸びる典型的な牙のようなシグネチャーを備えている。グリルは無数の小さなラインで構成されており、ボディカラーで塗装されている。これは内燃機搭載モデルでは、「GT」モデル専用の仕様だ。