中国ではなくヨーロッパ用に開発された新型プジョー408 そのプラグインハイブリッドとEVモデルの全ての情報!
駆動システム:新型E-408は210馬力
「408」はマイルドハイブリッドおよびプラグインハイブリッドに加えて、電気自動車としても登場する。「E-408」は210馬力(157kW)と345Nmを発揮する。バッテリーパックの容量は58.2kWhだ。航続距離は453km。充電は最大120kWで行われ、理想的な条件下では、急速充電器で、わずか30分強でバッテリーを20~80%充電することができる。ヒートポンプは標準装備だ。 マイルドハイブリッドには1.2リッター3気筒エンジンが搭載されており、データシートには136馬力と230Nmと記載されている。プラグインハイブリッド車は225馬力、360Nmだ。しかし、その心臓部には1.6リッター4気筒ガソリンエンジンが搭載されている。12.4kWhのバッテリーにより、55kmの純粋な電動走行が可能だ。充電には時間がかかる。バッテリーを完全に充電するには、ほぼ2時間、充電ステーションに接続しておく必要がある。
インテリア:2つの10インチディスプレイ
インテリアは、「308」モデルで初めて採用された構造で、見慣れたものとなっている。10インチのデジタル計器ディスプレイは、平底のステアリングホイールの真上に配置されている。インフォテインメント画面は同じサイズで、やや後方に傾斜している。
センターディスプレイの下には自由に割り当てて素早く選択できる5つのタッチボタン、i-Togglesがある。最大8つのプロファイルをここに保存できる。そのすぐ下には、最も重要な機能のための従来のスイッチと音量調整ダイヤルの列がある。このシステムは音声コマンドにも対応しており、プジョーは他のいくつかのメーカーと同様に、人工知能ChatGPTを採用している。
リアの爪のようなライト
「爪跡」のようなライトシグネチャーがリア左右に配置されている。これは、トランクリッド全体にわたって走る黒いパーツに配置されている。中央にはプジョーのロゴが配されている。ダークなリアエプロンは高く盛り上がっており、たくましい印象を与える。 「E-408」には19インチホイールが装着されている。内燃エンジン搭載車では、これは上位グレードの「GT」のみに装備され、ベースモデルには17インチホイールが装着されている。