大阪府・吉村知事が定例会見10月21日(全文3)府市一体で高架化を決定
大阪府の吉村洋文知事は21日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府・吉村知事が定例会見(2020年10月21日)」に対応しております。 【動画】大阪府・吉村知事が定例会見(2020年10月21日) ◇ ◇
適切な役割分担にしようというのが今回の考え方
吉村:特に児童虐待の体制なんていうのは、児童相談所なんていうのは、ほとんど予算突っ込んでなかったんじゃないですか、過去、1カ所しかないし。僕は3カ所目、広げていきましたからね。大変ですよ、児童相談所を広げていこうと思ったら。北区のマンションのところにつくろうとしたら、もう大反対も受けて。今度、淀川のほうに変えたりとかいろいろやりながら、なんとか計画、実行してやっていきましたけど、そういったところにはなかなか大きな市役所体制では目がいかず、いくのは、何か二重行政の大きな投資にどんどん金使ったり。僕なんかがよく言われたのは、今里筋線を延伸しろとよく言われましたけど、それ本当に大阪の市内も含めた成長戦略で必要なのかって思うのがたくさんありましたのでね。だからそこは適切な役割分担にしようというのが今回の考え方ですし、その前どうだったの? っていうのをぜひ比較してもらいたいと思います。だって都構想、今回、否決になったら、その前に戻るんですから。そことの比較じゃないかなって僕は思うんですけどね。以上です。 大阪日日新聞:すいません、ありがとうございました。
災害対応ではどういう違いが出るのか
読売テレビ:すいません、私からも1点、読売テレビの渕上です。防災対策に関してなんですけれども、南海トラフの巨大地震、想定されている、懸念されているかと思うんですが、これは大阪市のままの場合と、特別区になった場合、災害対応ではどういう違いが出るとお考えになられてますでしょうか。 吉村:災害対応についても府市一体でやったほうが強化されるというふうに思います。なので、ここもぜひ比較してもらいたいんですけど。防潮堤、特に防潮堤の液状化対策、耐震対策っていうのをやらなきゃいけないということがありましたが、府市ばらばらのときは、これはできてませんでした。でも一緒にやらなきゃ意味がありません。というのも大阪府が管理する河川のエリア、大阪市が管理する河川や港のエリアっていうのは違うわけで、一緒にこれは、危ないところからやらなきゃいけないのに、やってこれなかったっていう歴史があるんです。これは、僕はもう二重行政だと思います。二重行政の弊害だと思っています。橋下さんが平松さんに声を掛けましたが、一緒にやろうと声を掛けましたが、それは実現できませんでした。 ここは本当、皆さん報じないんだけど、重要なことだと思うんです、ものすごく。だからそのままの体制でくれば、きていれば、今もその状態が続いてたわけです。今現在もね。でもバーチャル大阪都をやっていこうというので、松井さんと橋下さんになってから10年間の計画を立てて、お金も掛かりますから、3000億円、2700億円掛かると。ここはちょっといろいろ紆余曲折もありますけど、2000億円、3000億円の【オーダー 00:45:52】でお金も掛かると。でもこれはやらなきゃいけないよねと。で、一緒にやらなきゃ意味がないよねという事業でしたから、10年計画で実行していってます。危ないところからやっていこう。特に大阪市内の危ないところからやっていこうということで、最初の3年間。そしてその次に危ないところは次の2年間。で、残りの、残った5年間で最後に残ったところをやるという計画を立てました。これを立てれたのも、やっぱり府市一体でやってこれたからです。 現実、今7年目にきてます。この防潮堤をやる前の想定被害としたら13万人の方がお亡くなりになるというような想定でした、当時。ちょっと僕、Twitterでは12万人って書いたんですけど13万人です。13万何千人の方がお亡くなりになるという想定になっていました。