大阪府・吉村知事が定例会見4月13日(全文3)5月上旬ごろにはBA.2に100%近く置き換わる可能性高い
病院自身もやってもらわねばならない
何度も申し上げるようですけれども、やっぱりこの治療をされている方の話を、専門家の話を聞いても、それほど難しい治療ではありませんので、高度な手術でもなく、移植手術でもなく、飲み薬とか点滴治療薬、もちろんゾーニングとか必要になりますけども、そういった治療なので、非コロナ受け入れ病院、中小の病院であったとしても、これは対応はできるし、もうしなければならない、していかなければならない病気だというふうに思っています。 で、そこの発想の転換というのをやっぱりやっていく必要があると。で、今回は加算1病院のネットワーク病院をつくって、支援をしながら次の波が、いつ来るか分からないですが、できるだけそれまでに対応をしたいと思っています。 私自身もコロナ病床を増やすというので、入院して送れる病院をどんどん増やす、お願いするというのは、いろんな、重症病床を増やすとか、この間やってきました、で、500病院中200病院が、ちょっとずつ増えて200病院で今ここまで病床が増えていますけれども、受け入れないという宣言をしている病院に対しての手当てというか、そこで、そこから、もう入院するという前提はもう成り立たないということを、僕自身もやっぱりよく考えないといけないと今は思っていますし、それを今やっているというところです。それは病院自身もやっぱりやってもらわなければならないと思っています。それは誰のためかというと、もうそれは患者さんのためだと思っています。
社会福祉事業を守るための緊急要望書を読んだか
朝日放送テレビ:朝日放送テレビの【ニシムラ 00:59:53】と申します。私が質問するのは、第6波の障害者施設が受けた損失についての質問です。3月25日に大阪府内の福祉法人、43の福祉法人が所属する社会福祉施設、経営者同友会というところが知事宛てに出した、社会福祉事業を守るための緊急要望書というのを提出されたんですけれども、その要望書は、知事は目を通されましたでしょうか。 吉村:それについては部局が対応しているというふうに思っています。その要望書自身は直接僕自身が目を通したということはないです。 朝日放送テレビ:この要望書の中に書かれている要望の1つとして、第6波で、障害者の方が暮らすグループホームでクラスターが起きるなどして、感染が広がった。その方々が病院や、ホテル療養がもともとできない方々ですから、病院に受け入れてもらえなかった、入院ができなかった、それでグループホームの福祉の現場の職員が防護服で看病をされたということが、府内のあちこちの障害者のグループホームで起こりました。これによって、事業をストップすることで職員をそちらに回して看病に当たったり、あるいは防護服のようなものをたくさん購入されると。この休業と、あとは出費のダブルパンチで多大なる損失が生まれていると。社会福祉法人の中では、中には3カ月で8650万円もの損失が生まれたという法人もございます。 この法人が要望されているのは、こういった損失に対して補助をしてほしい、あるいは受けた損失に対して補填をしてほしいという要望がございますけれども、府としては、何かここに支援の手というのを差し伸べられる、そういう今のところの気持ちはありますでしょうか。 吉村:障害者施設においても、やはりクラスターが発生して、大変な思い、対応をされた施設が多くあります。それはもう認識をしています。また、そこで働かれている職員の皆さんが非常に厳しい状況の中で対応されたというふうにも思っています。なので、まずは感染を施設の中に持ち込ませないというのが1つの重要な視点だというふうに思っています。施設に入ると、特に障害者施設、なかなか感染の制御が取りにくいような施設もやはり多くありますから、できるだけ施設に持ち込ませないということも重要だと思っています。