大阪府・吉村知事が定例会見4月13日(全文3)5月上旬ごろにはBA.2に100%近く置き換わる可能性高い
障害者施設についてもスタートする
なので、3日に1回は、もう検査をするという仕組みを、これは障害者施設。高齢者施設だけじゃなくて、障害者施設についてもスタートをいたします。全障害者施設でスタートをいたします。詳細は、もう今週中には発表できると思いますけれども、現実にスタートをしていきますので、障害者施設の皆さんにおいても、やはりそこで特に入所系の施設、どうしても職員の皆さんが意識しないままに、あるいは業者の方が意識しないままに、オミクロンですから持ち込んでしまうということがありますから、そういったことをできるだけ防ぐために、そういった制度の構築をいたしますので、ぜひ、その障害者施設の方は、3日に1日の検査システム、ここに登録をして、できるだけ施設にウイルスを持ち込ませないという、まず予防という、防ぐという点にぜひご協力をお願いしたいと思っていますし、そういった支援策を講じていきたいと思います。 PPE等については、われわれがいくらでも支援をしていきますし、ただ、営業補償ということになるとちょっとこれはどこまでできるのか、なかなか簡単にはいかない部分があろうかと思いますが、感染制御という部分で支援できるところはしっかりと支援をしていきたいと、そう思います。 あとは、往診体制です。往診について、今まで高齢者施設の話もさせてもらいましたけども、24時間以内に往診ができるチームというのを今回つくりました。そこに対する支援制度もつくりましたので、やはり医療が届かないといけませんから、医療を届けるという意味で、支援金制度もつくって、登録してくれた施設に行きますというふうに言ってくれている医療機関が、1月の段階では30でしたけど、今は100を超える病院が登録をしてくれています。
グループホームか入院のどちらが療養先にふさわしいか
なので、そういった障害者施設の方もそちらに連絡をいただければ、陽性者が分かった段階ですぐに、治療をする往診のチームを派遣する体制を構築いたしましたので、そこを活用のお願いをしたいと思っています。 朝日放送テレビ:もう1つだけ質問です。コロナの感染した方は、1つは自宅療養、2つはホテル療養、もう1つは入院、療養先がこの3つあるというふうに聞いています。障害者施設の中で暮らしている人は、そもそも自宅がグループホームであったり障害者施設ということになります。 実際に感染してしまった場合、知事のお話では医療をなんとか、というお話ですけれども、看護も必要になります。看護をする人、看護をする場所は、ホテル療養が難しい方々なので、グループホームか、あるいは入院か、この2択になります。療養先はどちらであるというのがふさわしいと思われますか。 吉村:その方の症状にもよると思いますが、僕は住み慣れたところで治療が受けられる、しかもそれを早期にできるだけ受けられるという仕組みが必要だと思っています。なので、今までは自宅療養、ホテル療養、大規模センターもつくりましたけれども、ホテル療養、そして入院という選択肢だったんですが、これは障害者施設もそうですし、高齢者施設もそうですけれども、施設で治療を受けられる仕組み、これが新たな選択肢としてあるべきだというふうに思っています。 そして特に初期治療とかはもう、本当に重症化して、即入院が必要というのは、これはやっぱりその方の症状にもよると思いますけれども、今まではそういった施設での治療というのがどちらかというと、施設で治療をするというのは原則ではなかったわけですけれども、僕は住み慣れたところで、早期の治療を受けられる仕組み、これが今後、これだけ感染拡大が広がってくると重要だと思っています。 でないと、やはり病床も限界があります。お医者さんの病床の、入院を受け入れるという体制もやはり限界があると。全員が受けられる状況にはなかなかならないわけです。当然重たい方は受け入れし、できるだけそうならないように、早期の治療をするということが重要だと思っています。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見4月13日 全文4に続く