大阪府・吉村知事が定例会見7月29日(全文4)府民はどんちゃん騒ぎやめて
PCR検査を受けにくい状況の受け止めを
毎日放送:最後1点だけ、今、感染者が増えている状況の中で、大阪市なんかは特にPCRの検査が非常に受けにくくなっているというふうな状況があるみたいで、やはり多くの声が寄せられてると、大阪市の方で実際に受けられなかったみたいな声が多く出てると思うんですけども、府としては検査数、きのう過去最大の2000件を超えるというふうな検査をやられていると思うんですが、今後、検査件数を拡大していくというふうなことは明示されてたと思うんですが、今PCRの検査を実際受けにくくなってるような状況についてはどのようにお受け止めになりますでしょうか。 吉村:当初PCRの検査100件ぐらいのレベルからスタートしました。第1波のとき、最高に感染者が多かった92名のときのPCR検査数は300件です。それに対して今、きのうもそうですけど2000件を超えるという検査を実施しています。検査体制というのは日々強化していまして2500件、最終的には3000件というのを目標に今、進めていますので、検査体制はその中でどんどん強化もしてるし、進めていってるという現状です。必要な人の検査っていうのは今は実施しているという認識ですが、さらに広げていこうとは思っています。
不満がゼロになるのはちょっと厳しい
もちろんこれは大阪府民の皆さん880万人いらっしゃいますので、ちょっと症状が出て検査、連絡したら連絡がつながりにくかった、あるいはそれでもうこれは検査受けれないじゃないかという方もやっぱり出てこられるとは思いますが、ただここはもうある意味、最後これ行政検査ですから、するかどうかっていうのはお医者さんの判断というのも1つの基準にしていますし、夜街検査場は、そこはもうできるだけ無症状でもやるというふうにやってますが、府民の皆さん全員に対しての検査体制というのはまったくの不満がゼロになるっていうのはちょっと厳しいんじゃないかなとは思っています。 それはだって、その人からすると、880万人の皆さんからするとやっぱり少しでもなんかあったときに検査がすぐスムーズにいかなかったら、これはおかしいじゃないかっておっしゃる方も当然これは出てこられると思いますけど、そこのメディアの皆さんが取り上げられたら、それはそういうのはあるかもしれませんが、ただ検査数含めて2000件以上もすでに検査を広げてきていると。圧倒的に検査能力は高めている状況だというふうには思っています。 あとはもうPCRの自費検査みたいなのが増えてきているというふうに聞いてますから、これから唾液の検体採取もできるようになるので、検体採取側の確保のリスクっていうのは、リスクというかそのハードルは下がってきてると思いますから、今後は自費検査っていうのもどんどん出てくると思いますし、行政検査に当たらないという方は自費検査っていうのも増えてくるんじゃないかとは思っています。 司会:次のご質問お願いします。