大阪府・吉村知事が定例会見7月29日(全文7完)都構想投票、9月に赤信号なら時期考える
大阪府の吉村洋文知事は29日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府・吉村知事「コロナ追跡システム登録で 大阪マイルを付与する」(2020年7月29日)」に対応しております。 【動画】大阪府・吉村知事「コロナ追跡システム登録で 大阪マイルを付与する」 ◇ ◇
人命を最優先にしなかったと批判されたら
インディペンデント・ウェブ・ジャーナル:IWJの納谷と申します。5人以上のお酒の場の集いを、自粛を呼び掛けるですとか、それから大阪マイルでは飲食店へのポイントを付けるなど、経済を止めずにコロナ対策を考えていく姿勢をすごく打ち出されていると思うんですけれども、その反面、人命や健康を最優先にするのではなく、どっかしらのリスクを残したというような批判があったり、もし感染拡大が止まらなかった場合に責任を問われるということがあるかもしれませんけれども、その点について吉村知事はどうお考えでしょうか。抽象的な質問で恐縮です。 吉村:人命を最優先するということには変わりはありません。人命は最優先です。そのためにどうするか、どういう措置を取るかということです。コロナによって失われる命というのは、コロナウイルスによって失われる命、直接それによって感染してお亡くなりなる方がいる。これも最小限に減らしていかなきゃいけませんが、ウイルスでなくてコロナによって失われる命というのも確実に出てきます。それはどういうことかというと、ウイルス、コロナが出たことによって、いろんな社会経済が止まる、あるいは止める。そうすることによって仕事を失う、失業する。で、失業すれば、失業率が1%上がれば、これはあってはなりませんが、これ、いろんな対策を当然取るということを前提ですけども、それでも失業率が1%上がれば、これは全国で2,000人の命が失われるというデータも出ています。 つまり経済も命だということです。だから両方の命を守っていかなきゃいけないというのが、われわれ政治行政に課せられた命題であって、単にこの感染症のことだけを考えて、経済をまったく考えなくていいんであれば、全ての経済を止め続けたら一番感染症対策としてはいいわけですけど、逆に経済によって守るべき命っていうのをわれわれは守っていかなきゃいけない。だからこれは実は、どっちも命の問題だということです。 司会:よろしいでしょうか。それではこれで終了させていただきます。ありがとうございました。 司会:続いて政務の質問ある社。