大阪府・吉村知事が定例会見7月29日(全文6)リニア新幹線建設は進めるべき
大阪府の吉村洋文知事は29日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府・吉村知事「コロナ追跡システム登録で 大阪マイルを付与する」(2020年7月29日)」に対応しております。 【動画】大阪府・吉村知事「コロナ追跡システム登録で 大阪マイルを付与する」 ◇ ◇
活用するメリットのほうが大きい
吉村:これによって得られる利益としては、やっぱり若い世代に大量に多くの方に瞬時に伝えることができるっていうメリットがあります。コロナ対策としては、これは重要です。ですので、これはTikTokとも連携して活用していきたいなと思います。それから流してる情報もコロナの情報を流してるわけで、何か国家機密を扱ってるわけでもないという状況です。ただ、国家機密じゃなければいいのかっていったらそういうわけではないとは思ってますけど、外交上の理由で、これはもう政府が判断すればそうしますけど、そうじゃないんであれば、やっぱり活用するメリットのほうが僕は大きいと思うし、伝えていくということをやりたいと思います。逆に言うと伝わらなくて、それでいいんですかと言われたら、なかなかそれよりやっぱり伝えるべき情報を伝えるほうが重要なんじゃないかと思います。 中学生、高校生に、前も言ってたけど、300万回再生やったかな、3回分で。3回分の短い動画再生で300万回再生ですから、300万の中高生、若い皆さんに差別はやめましょうとか、ウイルス対策で休校が続いていますけどこういうことですよとかいうメッセージを伝えられるこのメリット、これをかき消すほどのデメリットがあるのかどうか、これも政府にそういう判断があればやりますけど、そういうのがない限りは、どんどんやっぱり僕らも中高生に伝えていきたい情報がたくさんありますから、それはやっていきます。 時事通信:ありがとうございます。
5人にした理由は
朝日新聞:朝日新聞の増田です。飲み会の5人のお話なんですけども、知事、科学的に根拠はないと何度もおっしゃられているんですけども、科学的とはいかなくても5人にした理由というか、理屈みたいなのがもしあれば教えてください。 吉村:まず疫学調査です。健康医療部、これは保健所がまずやっていますけど、保健所で、どういうところで感染が広がっているのかっていうのを、1人1人聞き取りをして調査をしてます。その中でやっぱり多いのがグループです。グループの若者が宴会、飲み会、コンパで広がっていると。クラスターが発生したバーなんかでも同じ。バーが問題というか、そのバーの中で起きてる対応が問題で、その対応を見れば、細かく見ていくとやっぱりそういった大勢のグループの中で、わーわー飲み会、コンパ、宴会をやっている。その形態をひもといていったら5人以上、5、6人以上のグループでどうもこれがやってるだろうという場合が多い。それは10人のときもありますしね。やっぱり5人以上になってくると、宴会になってくるわけですよね。2人、3人でも宴会いうことになることありますが、これはもう経験則上、2人、3人のときよりは5人、6人、7人ぐらいのときのほうが、やっぱり大声でしゃべりながら、わーわーすることになりやすいという経験則もありますから、1テーブルを4人というのを超えるレベルの数、5人以上っていうのを1つの基準にしたっていうのが1つ。 もう1つは、ある病院で、これは病院独自の判断ですけど、どこの病院っていう名前までは聞いてませんが、これも健康医療部の情報ですけど、ある病院においては、病院の自主的な内規として、5人以上の宴会、飲み会を禁止すると。自分とこの医療スタッフに対して、そういうことをやってるところもあるというふうにも聞いています。 それからがオフィシャルスタンダードではないとは思うんだけど、やっぱりそれはもうお医者さんの観点から見て、医療従事者が感染したら院内感染しやすいから厳しい措置を取るというので5人という明確な基準を作ったと思うんですけど、そういう話も聞きますし、きのうも朝野先生の話ありましたが、数が増えてくるとクラスターも追い掛けにくいし形成されやすい、というふうにもおっしゃっていたので、そういった意味で1つの基準として5人というのを判断したということです。だから多くの経験則にも基づきますし、大阪のコロナ追跡の疫学調査にも基づくし、そういったいろんなことを総合考慮して5人と判断したということです。ただ5人で6人じゃない科学的根拠あるのかと言われればそれはありません。