漫画/白目みさえ

現在2人の娘の母で、白目をむきながら子育てに奮闘するママの姿を描いた人気コミックエッセイ「子育てしたら白目になりました」の著者である漫画家・イラストレーターの白目みさえさん。臨床心理士・公認心理師として精神科に勤務しながら、InstagramやX(旧Twitter)でユーモアあふれる漫画を随時更新しています。 【イラスト】義母のお節介に困り果てた入院中の嫁…同じ病室の先輩の助言が的確すぎた 現在、二世帯住宅で義父母と一緒に暮らす白目さんは、「ちょっとやりすぎでは？」と思ってしまうほど世話好きの義母に、たびたび悩まされています。今回は、前回の記事【妊娠中、義母のストレスで入院した嫁が、病室で聞いた的確すぎる「嫁姑トラブルの対処法」】でお伝えした義母の毎日の訪問によるストレスで第一子妊娠中に入院することになったエピソードのその後をお伝えします。

出産後も妊娠高血圧症のため入院継続

現在は二世帯住宅に住んでいますが、長女を妊娠しているときは義実家近くの賃貸アパートに住んでいました。夫が単身赴任状態だったこともあり、お世話好きの義母は我が家に毎日訪問……。 基本的に人見知りかつマイペースな私は、その状況に耐えかね、思い切って「頻度を控えて欲しい」と伝えました。すると義母は訪問を1日おきに控えてくださいました。“お義母さん体感”としては全然減っていませんが、気のせいでしょうか。 そんな日々を過ごしていた私。なぜかはわかりませんが、臨月間近に突然「妊娠後期高血圧症」と診断されて入院を余儀なくされました。なぜかはさっぱりわかりませんけれど、どうやらストレスらしいですよ。 その後なんやかんやありまして、同じ病室に入院していた先輩方の助けもあり、世話好き義母の対処をしながら、長女を無事出産。でもなぜか「出産したら治る」と言われていた高血圧だけが落ち着きませんでした。 妊娠高血圧症は、妊娠そのものが身体への負担になり起こるケースが多く、ほとんどの場合は出産後に嘘のように治るんだそうです。なのに治らないなんて……もしかして妊娠以外の負担やストレスが私にあるのでしょうか。まさかそんな……全く思い当たりませんけれども。 でも血圧がこのまま高ければ、自宅で赤ちゃんのお世話中にぶっ倒れてしまうかもしれません。心配した主治医の先生に入院継続を言い渡され、私は出産後約1ヵ月の入院をすることになりました。