実家の表札に変なマークが書かれていました。調べたら空き巣の仲間内でのメッセージだそうです…!空き巣に狙われている可能性があるのですが、なにか対策はありますか?
「実家の表札に見慣れないマークが…」そんな不安を感じたことはありませんか? 実はこれ、空き巣が仲間内で情報を共有するためのサイン、いわゆる「マーキング」かもしれません。あなたの大切な家族や家を狙う危険な兆候を見逃していませんか? この記事では、空き巣が残すマーキングの特徴や意味、さらに発見時の対処法と狙われにくくする具体的な防犯対策を解説します。 ▼町内会費の支払いを拒否したら「今後ゴミを捨てるな」と言われた! 本当に従う必要はあるの?
空き巣のマーキングとは?見つけやすい場所と意味を解説
空き巣のマーキングは、犯罪者が侵入しやすい家を仲間に知らせるために残す目印のことです。主に玄関周りに小さな記号や文字、シールなどで表されます。 マーキングが見つかりやすい場所には、表札、ポスト、玄関ドア、インターホン、メーターボックスなどがあります。普段あまり注意して見ない場所にも付けられることがあるので、定期的に確認することが大切です。 マーキングの意味は犯罪グループによって異なりますが、一般的に以下のような情報を示していることが多いです。 ● 住人の特徴(性別、年齢、家族構成など) ● 留守にする時間帯 ● 侵入のしやすさ ● 金品の有無
出典:綜合警備保障株式会社 HOME ALSOK研究所 空き巣が用いるマーキングの種類や狙われたときの対処法を紹介より筆者作成 例えば、「20WS8-20」というマーキングは、「20代の女性が一人暮らしで、8時から20時まで留守」という意味かもしれません。ただし、これらの暗号は犯罪者間で決められるものなので、正確な意味を知ることが難しい場合もあります。 重要なのは、見慣れない記号や傷を見つけたら、それが空き巣のマーキングである可能性を疑うことです。
マーキングを発見したらすぐにすべき3つの対処法
マーキングを見つけた場合、すぐに行動を起こすことが大切です。空き巣に入られてしまうとお金を盗まれたり、家のものを壊されたりと悲惨な目にあいかねません。以下の3つの対処法を実践しましょう。 ① 写真を撮る まず、マーキングの写真を撮ります。これは警察への相談や、後日の証拠として役立ちます。できるだけ鮮明に、周囲の状況がわかるように撮影しましょう。 ② マーキングを消す 写真を撮ったら、すぐにマーキングを消します。油性ペンで書かれている場合は除光液を、シールの場合はシール剥がしなどを使うと効果的です。ただし、完全に元の状態に戻すのが難しい場合は、無理に消そうとせず、次の対処法に進みましょう。 ③ 警察に相談する マーキングを発見したら、最寄りの警察署や交番に相談することをおすすめします。写真を見せながら状況を説明し、アドバイスを求めましょう。警察は地域の犯罪傾向を把握しているので、適切な対策を提案してくれることがあります。 これらの対処法を実践することで、空き巣被害のリスクを減らすことができます。ただし、マーキングを消しただけでは根本的な解決にはなりません。次に、より効果的な空き巣対策を見ていきましょう。
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