小池都知事が定例会見4月16日(全文3完)路上・公園飲み会は当然注意する
東京に来ないでとお願いした背景、真意は
NHK:知事、すみません、もう1問お願いします。先ほどエッセンシャルワーカー以外できるだけ東京に来ないでほしいということなんですけれども、一部メディアでは出入り禁止例などとも言われていますけれども、かなり強いお願いではないかなと思います。こうした強いお願いをしようと思ったその背景、真意、もう少し具体的に教えていただけますでしょうか。 小池:いや、毎日の状況を見て、また他の、特に関西圏の流れを見ていて、それは予防的にすべきだと当然思いますよね。そして人流を抑えるというのが何よりも重要と考えて、強いけれども必要なメッセージだと思っております。ぜひ、例えば会社をどうするのか、それから大学なども、当初は対面でいよいよ始めるということをおっしゃっていましたけれども、状況は刻々と変わっておりますので、それによって必要な対策を講じていただきたいと思います。 そうでないと、この重点措置期間という、また特にゴールデンウィークをこれから挟むわけですね。何度も申し上げていますように、曜日のつながりなどで平日が入ってきますけれども、そこもうまく有給休暇に変えるといったようなこと。とはいえ、遠出の旅行などはお控えいただいて、県境を越えることのないようにという、このようなメッセージで人流の抑制ということで波を抑えていきたいと考えています。 ただ、単に人流を抑えるといっても、変異株の強さが1.3から1.9だということを申し上げていますので、それをさらに下げないといけないので、皆さま方もこの間、お過ごし方はもうすでに考えておられると思いますけれども、コロナ対策を筆頭にご協力をお願いしたいと思います。じゃあ最後、お願いします。
優良店以外への指導こそ重要では
東京新聞:東京新聞、小倉と申します。よろしくお願いします。お店を見回る「徹底点検サポート」事業なんですけど、コロナ対策リーダーに登録しているような、いわば優良な店ばかりが対象になっているようなんですけれども、むしろそうした協力をしていないような店に対しての確認ですとか見回り、指導とかのほうが重要じゃないかと思うんですけど、その辺りはいかがお考えでしょうか。 小池:それぞれの地域、1件1件を回っているということと、それからコロナ対策リーダーの登録をし、かつ研修を済ませている方、それらに入っていない方をどうやってチェックするかということだと思います。私もいつも帰るときには定点観測をしております。開いているお店はずっと開けたままにしております。ぜひともそういったところにも都の点検チーム、今日も申し上げましたようにそこに人員も必要でございますので、これを募集もしますので、そういったところにもしっかりと声を掛けていきたいと思っています。 逆に開けたほうがもうかるよというような話になると、結局、密になってコロナ対策につながらなくなるという恐れがありますので、だからこそここは皆さんと共に進めていきたい、徹底して点検をするというのがチームの目的でございます。以上です。 司会:記者会見終了いたしました。ありがとうございました。 (完)【書き起こし】小池都知事が定例会見4月16日