酎ハイ5杯か8杯か...飲んだ量めぐりトラブル 客はXで批判、居酒屋反論で「鍵垢」に
立ち飲み居酒屋でチューハイを何杯飲んだかを巡るトラブルが、Xで拡散されている。客がXで店を批判して、居酒屋側が反論している。 【写真】「そんな飲んでない」8杯の会計に不満だが… トラブルのときは、警察も駆け付け、防犯カメラで飲んだ数を確認したという。一体何があったのか、居酒屋の運営会社に取材して聞いた。 ■「そんな飲んでない」と客が主張してトラブルに この居酒屋は、首都圏や関西でチェーン展開する「立呑み 晩杯屋」の東京都内の店舗だ。晩杯屋は、「ひとりで気軽に呑める店」をコンセプトに、2009年から都内を中心に出店している。 この店を25年1月7日夕に訪れた客が同日、チューハイを5杯しか飲んでいないのに8杯飲んだと言われ、「そんな飲んでない」と主張してトラブルになったとXで投稿した。 このトラブルで、店が警察に通報し、警察が駆け付けて、防犯カメラの映像をチェックしたという。警察は、店と同様に「8杯飲んでる」と客に伝えたというが、この客は、「まじでありえない。晩杯屋で8杯なんてのんだこと無いわ」と不満を書き込んだ。 防犯カメラの映像を見せてもらうよう依頼しても、見せてもらえなかったと説明した。 客は結局、8杯分を会計し、そのレシートを撮った写真も投稿している。チューハイは、税込み1杯250円で、8杯で2000円になっていた。 この投稿は、大きな話題になって、客の投稿を信じたリプライでは、店への非難も次々に寄せられた。 これに対し、晩杯屋の公式Xは翌8日、投稿を引用して、多くの問い合わせが来ているとしたうえで、社内で事実確認した結果を報告した。 それによると、7日の当日、投稿した客がチューハイ8杯とフード5品を注文したが、この客は、会計時に「5杯しか飲んでいない」と申し出た。これに対し、従業員が会計に間違いはないと伝えると、客は同じことを繰り返したため、警察に通報して確認してもらう運びになった。