《ライフワークで国際会議デビューも…》悠仁さま“異例の成績”で「トンボより受験勉強」
おおよそ4年に一度開催されることから、ついた異名は「昆虫学者のオリンピック」。悠仁さまがそこで、世界に向けてトンボ研究を発表された。歴代天皇が取り組んでこられた研究活動。だが、そこに大きな障壁が――。 【写真】教授から蜂の巣の説明を受けられる悠仁さま ◆ ◆ ◆
“昆虫学者のオリンピック”で悠仁さまが研究発表
パリで閉幕した、スポーツ選手にとって4年に一度の祭典。かたや昆虫学者にとっての4年に一度の大舞台が、京都で開催されようとしている――。8月25日から30日の6日間にわたって開催される「国際昆虫学会議」だ。 この国際会議がにわかに注目を集めたのは6月中旬のこと。その理由は、インターネット上で公開された展示プログラムにあった。 〈The Odonata fauna of the Imperial Palace, Tokyo〉 直訳すると、〈東京・皇居で見られるトンボ相〉。“第二著者”として記された名前は、〈Hisahito Akishinonomiya〉。秋篠宮家の長男・悠仁さま(17)である。 科学部記者の解説。 「国際昆虫学会議は、1910年に第1回会議が開催された昆虫学における世界最大規模の国際会議です。おおよそ4年に一度、世界各国の都市で会議が開催され、世界中から集まった昆虫の研究者らが成果を発表することから、“昆虫学者のオリンピック”とも称される。日本で開催されるのは1980年以来44年ぶり。五輪と同様、綿密なプレゼンテーションの末に誘致に成功しました。世界各国から約3000名が参加する予定です」 8月25日の開会式には、秋篠宮ご夫妻もご臨席予定であることが明らかになっている。この晴れ舞台で、悠仁さまは世界に向けて研究を発表されることになるのだ。 「悠仁さまはかねてよりトンボ研究に取り組まれており、昨年にはご自身を筆頭著者とする『赤坂御用地のトンボ相』という論文を発表されました。今回の発表も、その流れに連なるものと見られます。発表形式は口頭とポスター掲示のどちらかを選べる。悠仁さまたちは複数あるカテゴリのうち、『自然保護・生物多様性・生物地理学』の枠組み内で、ポスター形式での発表を選ばれたようです」(同前)