東京都の小池百合子都知事は16日の定例記者会見で、前日に「エッセンシャルワーカー以外は可能な限り東京に来ないで」と呼び掛けたことの真意を記者から問われた。小池知事は「毎日の状況を見て、また他の特に関西圏の流れを見ていて、それは予防的にすべきだと当然思う。人流を抑えるのが何よりも重要だと考えて強いけれど必要なメッセージだと思（った）」と答えた。 【動画】小池都知事「東京来ないで」は「強いけど必要なメッセージ」 定例会見

会見する小池都知事

　都は5月11日まで「まん延防止等重点措置」が適用されており、23区と6市が対象となっている。小池知事は「この重点措置期間は、ゴールデンウィークを挟む。遠出の旅行は控えて都県境を越えることのないように」と改めて都民に呼び掛けた。 　また、「経済圏が面的につながっている3県（千葉、埼玉、神奈川）に対して、まん延防止等重点措置が適用される予定となっている」と説明。3県の知事と16日午後7時からテレビ会議することを明かしたうえで「今後も緊密に連携を図って、首都圏の感染拡大防止に取り組んでいく」と述べた。