【2024年版】夏休みに親子で訪れたい展覧会・アートイベント17選
【北海道/6~8月】「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展 ~お化けたちはこうして生まれた~」(札幌芸術の森美術館)
夏の風物詩のひとつ、オバケ・妖怪をテーマにした作品は数多く存在するが、妖怪マンガの金字塔といえば水木しげる『ゲゲゲの鬼太郎』だろう。水木の生誕100周年を記念して行われる本展では、鳥山石燕『画図百鬼夜行』、柳田國男『妖怪談義』など水木が所蔵し、制作の参考にしていた妖怪関係資料が初公開されるほか、水木しげるの妖怪画100点以上が一堂に会し、水木しげるの妖怪ワールドへとわたしたちを誘う。 会場:札幌芸術の森美術館 会期:6月29日~8月25日 *休館日なし
【青森/7~9月】「tupera tupera のかおてん.」(八戸市美術館)
クリエイティブ・ユニット tupera tupera による「かお」をテーマにした展覧会が八戸市美術館に巡回。『かおノート』や『こわめっこしましょ』などの絵本原画をはじめ、映像作品《かおつくリズム》や《床田愉男》《かお10》など参加・体験型の作品が多く展示される。ただ鑑賞するだけでなく、自分の身体を動かし、ときには作品の一部になることもできる本展は、小さな子供たちでも楽しめること間違いなし。 会場:八戸市美術館 会期:7月6日~9月1日 *火曜休館(8月13日は開館)
【群馬/7~8月】こども+おとな+夏の美術館(群馬県立近代美術館)
群馬県立美術館では子供むけの夏休みイベントが開催。ワークシートを持ってコレクション展示室を探検する「ミュージアム・クエスト」や、工作・お絵描きができるミニワークショップ(毎週木・日曜日)などが企画されている。イベント期間中には企画展「開館50周年記念 英国キュー王立植物園 おいしいボタニカル・アート 食を彩る植物のものがたり」に関連して、アフタヌーン・ティー体験ができるワークショップなども行われる。イベントには予約が必要なものもあるので、詳細は公式ウェブサイトからチェックしてみてほしい。 会場:群馬県立近代美術館 会期:7月20日~8月25日 *月曜休館(8月12日は開館)
【東京/3~9月】「未来のかけら: 科学とデザインの実験室」(21_21 DESIGN SIGHT)
様々な科学分野の新技術と、クリエイター・デザイナーの出会いによって生み出されたデザインプロトタイプやインスタレーション、映像作品が展示される本展。展示室には多くの体験型作品が設置されているほか、実際のプロトタイプを手に取ることができる「さわれるコーナー」も。見て楽しい、さわって楽しい未来のかけらは、これからの未来を担う子供たちの創造力をやさしく育んでくれるはずだ。展示の様子はフォトレポートやYouTubeチャンネルで公開中。 会場:21_21 DESIGN SIGHT 会期:3月29日~9月8日