【2024年版】夏休みに親子で訪れたい展覧会・アートイベント17選
【東京/7~10月】「昆虫 MANIAC」(国立科学博物館)
地球最大の生物群でありながら、いまなお新発見が眠る昆虫の世界。本展では、国立科学博物館の研究者による、マニアックなセレクトの昆虫標本や、2mを超える巨大模型、最新の昆虫研究の動向を織り交ぜ、カブトムシやクワガタムシといったおなじみの昆虫はもちろん、クモやムカデなどを含む「ムシ」たちのまだ見ぬ驚きの世界を「見る」「触る」「嗅ぐ」「聞く」といった感覚を通じて紹介する。 会場:国立科学博物館 会期:7月13日~10月14日 *7月16日は休館
【東京/8~9月】「浮世絵お化け屋敷」(太田記念美術館)
約200年前の江戸時代、大衆芸術として急速に広まった浮世絵には、数多くの妖怪・幽霊たちが登場する。本展では歌川国芳の名作《相馬の古内裏》や月岡芳年の作品をはじめとする、新収蔵作品を含む約170点の作品を紹介。ときに恐ろしく、ときにゆるキャラのようなかわいらしさを持った妖怪が集まる、さながらお化け屋敷のような展覧会となる予定だ。 会場:太田記念美術館 会期:8月3日~9月29日 *イベントページ準備中、詳細は公式ウェブサイトから
【神奈川/7~9月】ザ・キャビンカンパニー大絵本美術展〈童堂賛歌〉(平塚市美術館)
ザ・キャビンカンパニーは、絵本や絵画、立体作品、イラストレーションなどを手掛ける阿部健太朗と吉岡紗希によるふたり組のアーティスト。絵本『だいおういかのいかたろう』 や「こどもの読書週間」ポスター、『NHK おかあさんといっしょ』の「しりたガエルのけけちゃま」のキャラクターデザイン・美術など、子供たちにとって親しみ深い作品に数多くたずさわるアーティストの、これまでの軌跡を辿る機会となる。 会場:平塚市美術館 会期:7月6日~9月1日
【長野/6~9月】「いわさきちひろ ぼつご 50 ねん こどものみなさまへ みんな なかまよ」(安曇野ちひろ美術館)
いわさきちひろの没後50年となる本年、ちひろ美術館ではアートユニットplaplaxを展覧会ディレクターに迎え、「あそび」「自然」「平和」の3つをテーマに、いわさきの作品を現代の視点からとらえなおすプロジェクト「こどものみなさまへ」に取り組んでいる。本展はそのプロジェクトの一環であり、大人も子供も見るだけではなく参加したくなるような展示構成が魅力的だ。都内近郊にお住まいの方は、ちひろ美術館・東京で開催予定の「あ・そ・ぼ」展もぜひチェックしてみてほしい。 会場:安曇野ちひろ美術館 会期:6月8日~9月1日 *水曜休館