ミャンマーで取材中拘束「男2人に銃口を向けられた」ジャーナリストの久保田さん会見(全文1)
自由についてどう考えているのか
記者:(英語) 通訳:AP通信の方です。 記者:久保田さんにとって自由というのは常にいつも職業上、大事なテーマであったかと思いますが、今、自由についてどうお考えか、また次なるプロジェクトはどんなものか教えてください。 久保田:自由とは単なる身体的な拘束、身体的な移動ができるという意味がまず1つですけど、それ以上に、自分の言いたいことを言えない、自分が社会に影響力を持てない、そういった意見がつぶされてしまうということ、そういった権利を持てないということは、非常に不自由の大きな側面だと思います。 例えば、逮捕される前には、ある友人はミャンマーに住んでいることと牢獄にいることはもうほとんど変わらないというふうに言っていたのを獄中でも思い出していました。それは彼らの根本的な、基本的人権としての自由が奪われているからであり、また、いつどこで逮捕されてもおかしくないという恐怖心からくるものだったと思います。で、今後の活動、映像制作についてはもちろん続けていくつもりですし、何か自分の映像を活用して、支援が行き届くような形をつくりたいなと思っています。 司会:(英語) 通訳:すいません、最後のサポートとおっしゃったのはミャンマーに対して【****00:39:43】。 久保田:あ、そうですね。 通訳:ごめんなさい。(英語) 【書き起こし】ジャーナリストの久保田さん会見 全文2に続く