田中将大の去就決定は年越しが濃厚に まだ獲得の可能性があるとささやかれる球団の名前
■過去にもベテランの現役続行の場となったロッテ ロッテは過去にも他球団を自由契約になったベテランを獲得し、引退までプレーの場所を作った例がある。 阪神を19年限りで退団後、現役続行を希望した鳥谷敬は、越年して春季キャンプまで去就が未定だったが、翌年3月になってロッテが獲得。鳥谷は21年までロッテでプレーし、現役引退した。また西武の主砲として活躍したG.G.佐藤もイタリア、国内のクラブチームを経て、現役続行を模索していた際、当時ロッテの監督だった伊藤勤氏の誘いを受け、12年11月に秋季キャンプに参加。入団テストに合格してロッテで2年間プレーし、NPBを去った。 ベテランでもチームにプラスがあると思えば獲得してきたロッテ。まだ田中の獲得に乗り出すかは希望的観測でしかないが、可能性はゼロではないように思える。田中は来季に向けてトレーニングを続け、吉報を待つしかない。 (今川秀悟)
今川秀悟