LINE・出澤社長が会見(全文4)国内移転で大きなサービス低下は起きない
銀行口座情報の保護ポリシーは?
司会:ありがとうございます。そうしましたらご質問、オンラインのほうに移らせていただき、戻らさせていただきます。オンラインでご質問をいただいております高木理紗さま、いかがでしょうか。 ITmedia エンタープライズ:ITmedia エンタープライズの高木です。聞こえていますでしょうか。 司会:はい。大丈夫です。ご質問よろしくお願いいたします。 ITmedia エンタープライズ:先ほどの山田さんの質問とも関連するんですけれども、今回、個人情報に単一で個人を特定できない銀行口座の情報などは、具体的には御社において個人情報の中のどのランクに位置付けていて、どのような保護体制を、保護のポリシーを取られていたのでしょうか。 また、あともう1点なんですけれども、御社のプライバシーセンターではパーソナルデータという形でこうした情報に言及していますが、こちらを先ほどのように分類して、具体的に言及する必要性については社内で以前、議論はあったのでしょうか。よろしくお願いいたします。 舛田:答えさせていただきます。この個人を特定的な銀行情報などございますが、こちらに関しても先ほどLINEのコミュニケーションのところに関してはグレードを上げているのと同じように、金融事業ですね、決済事業や金融事業、こういったものについてもグレードを上げてございます。ただ、これはサーバーの置き位置がどこになるかということよりは、どのように管理をするかというようなことでグレードを分けさせていただいています。 今回、新しい方針で申し上げますと、まさにTier1、Tier2という、こういったセンシティブなユーザーデータに関しては、中国からのアクセスは遮断させていただき、そして開発業務の中でもこういったものは取り扱わないというような判断をしてございます。 パーソナルデータについても分類で言及したかというと、このパーソナルデータの定義、いろいろございます。われわれの中でも公開していることもございますが、今回あらためて、いろんな形でTierを分けながら、再度整理をして、じゃあ、このデータは国内に移転するべきだよね、これについてはアクセスコントロールでやりましょう、これは遮断しましょう、みたいな形で、社内で検討して、整理をさせていただいております。 ITmedia エンタープライズ:ありがとうございました。 司会:ありがとうございます。続きましてもオンラインのほうから選ばさせていただきます。オンラインで入られております【フジイタロウ 01:17:06】さま、いかがでしょうか。フジイタロウさま、つながりますでしょうか。 記者2:もしもし。 司会:はい。聞こえております。よろしくお願いいたします。 【書き起こし】LINE・出澤社長が会見 全文5へ続く