大阪府・吉村知事が定例会見1月12日(全文4)1万室でも足りなくなる可能性も
オミクロンの拡大力からすると限定的に
あとはワク・検パッケージも、オミクロン株ってどこまで果たして有効なんだろうかっていうのはあると思うんです。要はワクチン打ってても重症予防効果はあるけれども、感染は、もうこのワクチン打って時期が結構たってきている人が、それが下がってきていると。現実に大阪で見ても55%はワクチン2回打った人がオミクロンに感染してますので。もちろんこれは、ワクチン打っている人が90%近くいますから、ワクチン打ってない人のほうが40%いるということは、ワクチン打ってない人のほうが感染しやすいのは間違いないんだけれども、じゃあそのワク・検パッケージやるから感染拡大を防げるかというと、オミクロンの拡大力からすると、そこはやっぱり限定的になるんだろうなと。 じゃあ、1人1人に陰性検査をするか、陰性確認検査をして、適用するかとなったら、そこまでして食事に行くかという話もやっぱり出てくるし、ワク・検パッケージそのものがオミクロン株に対してちょっとあまり機能しなくなっているのではないかなと思うところがあります。
オミクロン株に合ったまん延防止・宣言考えるべき
なので、ワク・検パッケージを使って新たな措置をつくり、そしてまたそこに新たな支援金制度をつくるというのを国が迅速にやってくれればいいんですけれども、ちょっとそこが、こうやって日々刻々状況が変わる中で、やるのはちょっと容易ではないなと思います。ただ、おっしゃっている問題意識はすごく分かる。僕もよく思ってて、これまでいろいろ議論はしてるんですけれども、もうちょっと新たな選択肢というか、オミクロン株に合ったまん延防止とか、オミクロン株に合った緊急事態宣言とか、措置っていうのを考えなきゃいけないと思っています。 じゃあおまえ、なんか解があるのかというと、ストレートな解はないんですけれども、そこも協力金もやっぱりセットしなきゃいけないし、自治体の財政じゃ協力金も難しいんで、そういった意味では今の制度の中で、これは判断をどうするか、飲食店への要請という意味では、1つやっぱり今のことを前提にもしながら、あとはその国において何か付け加えることがあったら、ぜひそれはやってもらいたい。より効果的なオミクロンにあった基本的対処方針というのは、ぜひやってもらいたいと思っています。 司会:よろしいですか。この際、質問を予定されてる方、一度手あげていただけますか。1、2、3、4人。ちょっと幹事社、あとにしてもらえますか。そしたら、はい、大川さん。