大阪府・吉村知事が定例会見1月12日(全文4)1万室でも足りなくなる可能性も
やるとしてもまずは軽症の800床
吉村:あと、中等症の200床について、やるとしてもまずは軽症の800床だと思っています。中等症の200床については、僕らも基準で定めてますけど、やはりまず原則、中等症の方は病院で、先ほども言ったとおり、今は20%ぐらいしか、入院している中でも20%ですし、1人1人、治療方法ってやっぱりちょっと違う部分があるので、その個体に合わせた、もともとその人が持っている病気とか、いろんなこともあるあら、できるだけ中等症については病院で診たほうがいいと思っているので、基準でも、だからそういった点で70%以上、プラス、あとは酸素ステーション。入院待機ステーションですね。それがもう非常にオーバーフローするんじゃないかみたいな状況になって動かすという判断にしているのはそういうことです。 入院待機ステーションがオーバーフローしそうになるころっていうのは、もうおそらく軽症・中等症病院は、もう中等症の人が非常に多くなっている。重症も非常に出てきているという状況だと思いますので、それまではできるだけやっぱり中等症の人は病院で診たほうがいいと思ってますが、800床については先行開設する可能性があります。 司会:次の方、いらっしゃいますか。じゃあ時事通信。
飲食店の負担を減らす方向で国に要請する考えは
時事通信:時事通信の八木です。本日の新規陽性者が1700人と増えてきている中で、いつ、まん延防止等重点措置だとか、宣言だとかを要請するかというタイミングの見極めが難しくなってきているかと思います。その中でワクチン・検査パッケージで、現在適用が人数制限、飲食店の人数制限の適用という形の制度になっていると思うんですが、これを営業時間ですとか、あとは酒類の提供ですとか、そういったことに広げることで、飲食店の負担とかを減らすこともできるかと思います。こういったことを国と調整されたり、要請されたりするお考えはありますでしょうか。 吉村:確かにおっしゃるとおり、まん延防止措置ってなんなのっていうと、9時までの時短、それよりも早めることができる、8時の時短にしたら、もう緊急事態宣言は8時の時短なので、じゃあその違いなんなのというような、あまり選択肢がないまん延防止等重点措置になっているんだとは思っています。 なので、国において新たな選択肢が示されたらいいと思いますが、ちょっとそこは、なかなか国において判断ができないだろうなと思います。もうすでに感染拡大期に入ってますし、今、何か急遽、今まで科学的、一応、国の専門家の科学的知見を基にたどり着いたのが今なので、今、何かジャストアイデアでなかなかそこを変更するっていうのは、簡単にはいかんだろうなとは思っているのが1つあります。 ただ問題意識として、まん延防止って本当に1つだけの措置なので、もちろんアナウンス効果はあると思います。飲食店の負担を減らす。例えばワク・検パッケージをすることによって、時短じゃない方法でやるとか、あるいは人数にするとか、何かそういった措置は考えられるかもしれませが、それって一緒に何を決定しなきゃ、僕は何が難しいかというと、協力金の話なんです。協力金っていう仕組みはちゃんと打ち立ててもらわないと、われわれ協力金なしで要請はできないので、今までその協力金のところで、新たな制度とセットでやる、即断を、国が判断すれば新たな選択肢になりますけど、協力金っていうのはあまり、なしでってなると、それはやっぱり無理になるし。