宣言全面解除 安倍首相が会見(全文4完)支持率に一喜一憂せず、全力尽くしたい
安倍晋三首相は25日午後6時、官邸で記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「緊急事態宣言」全面解除を表明 安倍首相が会見(2020年5月25日)」に対応しております。 【動画】「緊急事態宣言」全面解除を表明 安倍首相が会見 ◇ ◇
9月入学についてどう思うか
時事通信:すいません。時事通信、西垣です。学校が再開していくに当たって、保護者の方々も先生方も9月入学がどういうふうになっていくのかというのは非常に大きな関心事だと思います。前回の会見でもお聞きさせていただきましたけれども、その後も、政府の検討も進んでいると思いますが、現時点でのお気持ちがどういうことかということを教えていただきたいのと、あと、いつまでにその検討の方向性を出すお考えかというのも併せて教えてください。 あと、すいません、最後のほうになってしまったので。サミットに触れられてましたけれども、入国制限、渡航制限がかかる中でアメリカに行かれるお考えなのかということも併せて教えてください。 安倍:2問、ご質問をいただいたというふうに思います。まず、学校休業が長期化をしていく中において、子供たちの学びを保障していくことは極めて重要な課題であると考えています。その中において、政府としては1人1台のIT端末の整備の大幅な前倒しや、感染リスクを低減しながら教育活動を継続するためのマニュアルの提示、そうしたあらゆる手段を尽くして子供たちの学びの保障に取り組んでおります。 なお、学校休業が長期化をする中において、9月入学の移行についてもいろんな議論がなされておりまして、私はこの選択肢の1つであると考えています。私自身は有力な選択肢の1つであると考えてはおりますが、しかし、例えば与党においても、また、自民党においても、いろんな議論が、極めて慎重な議論もあります。学校の再開の状況や、子供たちや保護者は元より、社会全体への影響を見極めつつ慎重に検討していきたいと思います。拙速は避けなければならないというふうに考えています。 そしてG7サミットについては、これは米国で実際に開催することも含めて今調整をしているというふうに承知をしております。もし調整が整えば、諸般の事情が許せば私も参加をしたいと考えておりますが、今現在ではまだ各国と調整中であるということでありますし、今ご質問になられた中で提示をされたようなさまざまな課題もある中で、それを踏まえて調整をしてるというふうに思います。 司会:それでは次の質問をいただきます。じゃあ重田さん。