新型コロナのワクチン接種開始へ 河野担当相が会見(全文4完)2回接種を基本にしていきたい
ワクチン確保が難しい場合、柔軟に対応する考えは
産経新聞:産経新聞、大島です。接種回数についてお伺いしたいと思います。日本政府は現状、1人当たり2回接種、3~4週間のちに、という方向でやっていると思うんですけども、一方で、イギリス政府の場合は1回の接種でも効果が見込めるとして、より多くの人に1回目の接種を早く済ませてもらうために、接種の間隔を広げたりして、1回接種してもらうことを重視していらっしゃると思います。日本の場合も、今後、例えばワクチンの確保がなかなか難しかった場合などは、2回という方針をちょっと転換して、1回を重視していくというふうに、柔軟に対応していくお考えはあるのでしょうか。お聞かせください。 河野:現時点では2回ずつ、3週間置いて2回打っていただくということを基本にしてまいりたいというふうに思っております。自治体の予約システムなどでも、これ、1回目でだーっといっちゃうと、じゃあ2回目、いつ入れていいんだ、ということにもなると思いますし、どれぐらいの間隔までいいんだとか、いろんな問題が出てくると思いますので、まず2回接種を基本にしていきたいと思っております。 高齢者が始まっても最初の3週間はキャパシティーの半分で打ってくださいと。フルキャパシティーでは打たずに半分で打っていただいて、3週間後に2回目が始まると、1回目と2回目でフルキャパシティーになるような計画でお願いをして、1回目が終わって、2回目の方がそのあと3週間続くわけですけども、1回目が終わったところで基礎疾患を持っている方、あるいは高齢者施設の従事者の方の1回目が入るという感じで、重なり合いながら2回接種を優先してやっていくという方針で、今のところおります。 司会:今のところ、オンラインの方からのご質問ございませんけども、オンラインの方でご質問ございましたら挙手ボタンを押してください。よろしくお願いします。会場からもう1回、何かございますか。一番後ろのIWJの。