新型コロナのワクチン接種開始へ 河野担当相が会見(全文4完)2回接種を基本にしていきたい
若い世代の集団接種も念頭にあるのか
ニコニコ動画:ニコニコ動画です、よろしくお願いします。大臣、先ほど言われましたように、今後のことなんですけれども、若い世代がどれだけ接種するか、これが感染収束のポイントになると思います。ただし、基本中の基本をちょっと言いますけれども、若い世代に、特に若い世代にとりまして、努力義務という言葉が、これ、非常に分かりにくいと思います。若い世代の集団接種というものも、今後、念頭にあるんでしょうか。例えば大学キャンパスでの接種とかですね。 河野:正直まだ、高齢者をどうスムーズにスタートさせるかというところに注力しておりましたので、先のことまで戦略性を持って考えていたわけではありませんが、現役世代、若い世代、例えば高齢の方なら居住地で打ってくださいと言って、多くの方が打てるのではないかと思いますが、現役世代だと、例えば通勤しています、あるいは大学へ通学しています、あるいは自分の家から離れた大学へいって下宿しています、さまざまなケースがあるわけで、高齢者とまったく同じやり方で、じゃあ接種を進められるかというと、さまざまなことを考えていかなければならないと思っておりますので、そこについては今後、どういうやり方がいいのかというのを少し考えていかなければならないと思います。すいません、今の時点ではまず医療従事者と高齢者をスタートさせることに注力してまいりました。 司会:ほかにいかがでしょうか。一番奥の女性。
ナショナルデータベース関連の調達もIT室か
日経BP:日経BPの長倉と申します、たびたびすみません。ワクチン接種記録のナショナルデータベースについて、細かいことで恐縮なんですけれど、これ、検討はIT室のほうでされていると思うんですけれど、調達もIT室のほうなのかというのと、あと予算と開発・保守・運用のベンダーがもし決まっていたらお伺いできますでしょうか。 河野:契約次第、詳細についてはお知らせをしたいというふうに思っております。IT室と私のところの小林史明補佐官のところで今、切り盛りをしてもらっているところでございます。 司会:ほかにいかがでしょうか。産経新聞の大島さん。