新型コロナのワクチン接種開始へ 河野担当相が会見(全文2)弾切れを起こさないのが一番大事
ワクチン接種の体制整備を担う河野太郎行革担当相は16日午後、新型コロナウイルスのワクチン接種に関する記者会見を行った。 【動画】新型コロナのワクチン接種開始へ 河野担当相が会見(2021年2月16日) ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「新型コロナのワクチン接種開始へ 河野担当相が会見(2021年2月16日)」に対応しております。 ◇ ◇
問題が発生して接種できない場合の対応は
医薬経済社:医薬経済社の【長谷川 00:15:35】といいます。ファイザーのワクチンの小分け包装についてお伺いいたします。厚労省は、自治体やその医療機関の責任の下、運送業者に委託することは問題ないというふうに示されていますが、万一、輸送中に、温度逸脱だったりとか、そのワクチンの品質管理上の問題が発生して予定の接種が受けられなかったといった場合にどのような対応をお考えでしょうか。 河野:そういうことがないようにしっかりと対応していただきたいと思いますが、常に国内で、なんらかの在庫を持った状況で進めていきたいと思っております。最初に、医療従事者のところはそれなりの医療施設で行いますので、そんなに問題は起きないかもしれませんが、高齢者の接種が始まるときには、たぶん小分けをして多くの会場・施設でということになろうかと思います。問題が起きないように立ち上がりは少しゆっくりめに、そういうことも踏まえながらやっていきたいと思っております。 なるべくバイク便ではなくて、なるべくというか、バイク便ではなくて、四輪の車両でお願いをするというようなことも申し上げてきましたので、小分けの輸送について問題がないように、最初のうちは少し立ち上げをゆっくりぎみに、そうしたことも確認しながらやれるようにしていきたいと思っております。 万が一、温度の逸脱のようなことが起きた場合には、在庫の中から速やかに送るというようなことを考える必要があろうかと思いますが、なるべく、アメリカを見ても、さまざまなことが起きてますから、何事もなくやってほしいとは思ってますけども、たぶん、必ず何か起こるんだと思います。そういうときに、皆さんと力合わせてうまくいくように、できるように、自治体の皆さん、都道府県の皆さんはじめ、そこは協力し合いながら、何か起きたときにどうカバーするかというのをしっかり考えていきたいと思います。