小池都知事が定例会見5月21日(全文1)都民を第一に考え行動する改革派にエール送りたい
バーチャル背景画像を作成
事業者の皆さま方には引き続き、テレワークをぜひとも経営方針として位置付けて定着させていただきたい。もちろん職種によって違うことは理解しております。それからテレワークのときなど、後ろに何が映るかって結構興味深いところがあったりもするんですが、テレワークのときにオンラインコミュニケーションを図る際のツールをつくりました。ご覧いただきたいと思います。 これ、バーチャル背景画像。これ無料で、壁紙ですね。東京のいろんなシーンがございますので、それらを活用していただいて、テレワークで会議をする際も、とんでもないところから、中継のような形で、レインボーブリッジであったり、公文書館など、雰囲気はよく、映り込みになります。場所を気にせずに安心して参加することもできます。今これ、ご覧いただいているのが東京都オープンデータカタログサイトというところからダウンロードできますので、ぜひご活用いただきたいと思います。テレワークも慣れるのに時間掛かったりもするんでしょうが、逆に言えば、もうそれにすっかり、このテレワークが当たり前になった人もたくさんいらっしゃるかと思います。逆にこういう形で楽しみながら仕事、生産性を上げていくということ、ご活用いただきたいと思います。 次にワクチンの接種、一番ポイントになりますね、最近は。もうこれが決め手であります。ゲームチェンジャーといわれるわけでありますが、このワクチンの接種をさらに加速させようということで、都としてもあらゆる方策の可能性を現在探っているところであります。
小笠原村では一般島民向けの前倒し接種も計画
今日は午前中に日本歯科医師会の会長、そして東京都歯科医師会会長代行、それぞれご一緒に意見交換をしてまいりました。そして課題、懸念などを伺うとともに、区市町村の高齢者の接種、今まさに予約から実際の接種に移っている段階かと思います。現在、都が検討しているのが大規模接種会場などでありますけれども、そういったところで歯科医師の先生方に接種の担い手としてご協力いただけるようにお願いをしてきたところでございます。Eラーニングや実際の筋肉注射など、実技等、いろいろ課題はございますけれども、でも大変この注射については、歯科医師の先生方のスキルといいましょうか、それに期待するところ、大でございます。これについて、このあと歯科医師の先生方のお力をお願いしたいと思っております。 それから都内の島嶼町村では医療従事者向けの2回のワクチン接種はほぼ終わっております。それで65歳以上への高齢者への接種が本格化しているというのが島ですね。人口が200人、300人の島もあります。そういったところで今、医療従事者のが一回りをし、そして高齢者の接種が始まっているということで、本土から約1000キロ離れた小笠原村でありますけれども、来月の初旬にも高齢者への2回の接種を終えまして、そのあとワクチンの余剰が出た場合には有効活用して、一般の島民向けの前倒し接種も計画をしているということであります。 1000キロ離れたところでありますけれども、実施に当たりましては東海大学にご協力いただいて、都と小笠原村との3者で協定を締結いたします。この協定に基づいて6月と7月の2回、東海大学の医療スタッフを、大学の船がありまして、これは望星丸、星を望む、望星丸という船なんですが、それを活用して村へ派遣をしていただく、医療スタッフを。これによって父島の通常診療に支障を来すことなく、一般島民向けのワクチン接種を行うということになります。東海大学にはこの件についてのご協力、あらためて感謝を申し上げたいと存じます。