小池都知事が定例会見5月21日(全文2完)ワクチン接種が最大のコロナ対策
東京都の小池百合子知事は21日午後、都庁で記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都・小池知事が定例会見(2021年5月21日)」に対応しております。 【動画】東京都・小池知事が定例会見(2021年5月21日) ◇ ◇
都独自の大規模接種会場計画について教えて
テレビ朝日:テレビ朝日の鈴木です。よろしくお願いします。東京都のワクチンの大規模接種についてお伺いします。具体的に詰めていらっしゃるということですが、現時点で知事のお考えとして、1日どれぐらいの人数を想定していらっしゃるかですとか、いつぐらいまでにはスタートさせたいとか、想定していることを教えてください。 小池:だいたい5月中に医療従事者の接種が行われ、そのあと、医療関係といっても薬局関係の方々など、これもできるだけ早い時期に接種が終わる。と同時に、今度は高齢者の接種がこれから始まるところもあり、予約が始まったところもあり、いやいや、もう実際の接種が始まったところもありということで、まずスタートが切られているところです。国として7月中の完了ということでございます。 それに対して先だって補正予算も発表させていただいた中で、クリニックなどを開いておられる医師の方々がクリニックを閉じるなどして、もう集中してやっていただく場合などを想定して17万5000円、それぞれ。これも柔軟な考え方が必要だと思いますけれども、とにかくやはり確保するという観点が必要、打ち手を確保するということが必要になってまいります。
区市町村による接種をバックアップ
そういう中で、大規模の接種場所を都として確保するという考え方で今整理をしているところでございます。これは区市町村がやっておられる接種を、よりバックアップをすると。混乱がないように、今日も山崎区長会会長、それから石阪市長会会長にそれぞれ考え方などお示しをし、また、意見をいただくことによって、ワクチンチームをより動かすことで、それぞれのニーズなどを聞きながら、また、都の施設などもございます。足の便がどうだ、それぞれのニーズを聞きながら、できるだけ早くワクチン、ゲームチェンジャーであるワクチンを接種できるように、そのような体制を考えております。 数字については今いろいろとはじいてはいるところでありますけれども、まず打ち手の確保ということもあり、今日、日本歯科医師連盟、日歯、それから都の井上代表代行と、お二方とお会いしたのも、その打ち手の確保という点であります。いずれにしましても、やはりワクチンをできるだけ早く接種するということが、結果として医療提供体制が、その部分を、ほかのすでに打ち終わっているような地域から見ますと医療提供体制の部分が軽減されていくわけですね。そしてこのワクチンの接種が進むということが、うまく移行していくことが最大のコロナ対策ではないか。 今、私、何度も素手で素手でって言ってますけれども、それはそこへ至るまでのこの間を皆さんと共にどう抑えていくかという重要な期間だということであります。いずれにせよ今、打ち手の確保と、そしてさまざまなシステムを有効に活用することで混乱を防ぎ、そしてまた、ワクチンが有効に使えるような、そのような方向に持っていけるようにしていきたいというふうに考えております。これから徐々に具体化していくかと思います。いずれにせよ、ワクチン接種はこれからスピードが一番大事だということであります。そのためにも国のほうで押さえておられるワクチンの東京都などへのご提供、そして財政支援などもお願いしたいと思っております。 テレビ朝日:ありがとうございます。