大阪市・松井市長が定例会見12月23日(全文1)時短延長なら協力金も維持
市独自の協力金は引き続き支払うのか
関西テレビ放送:関西テレビ、稲垣と申します。今の質問に絡めてなんですけれども、今後、時短要請を延長されるという場合に、今まで行ってきた市独自の協力金については引き続き、もし延長された場合は引き続きお支払いをされる予定でしょうか。 松井:こういう形で協力をお願いしているわけですから、このまま継続ということであれば、やっぱり支援策は続けなければならないと思っております。これは十分ではありません、飲食店からすると。かき入れ時の年末年始、それを時短要請したわけですから、われわれは。市独自の上乗せ分なんていうのも十分ではありませんけれども、やはり年末年始に時短要請を掛けるわけですから、継続したら。今は年末の時短要請をお願いして、これから継続するのは年始の時短要請をお願いするわけです。忘年会、新年会にも及ぶわけだから、このまま継続するんであれば、これはそのまま、やっぱり協力要請金については現状をしっかり維持したいと思っております。 関西テレビ放送:ありがとうございます。仮に29日以降また延長されるということになれば、年末年始はそもそもやってる店も少ないのが通常かなと思うんですが、今までどおりでいくと2週間で20万円ですかね。この額についても変わらずに支給というご予定でしょうか。 松井:うん。今の金額と同じ形でやりたいと、こう思っています。 司会:次の質問をお受けいたします。大阪日日新聞さん。
年末年始の医療・検査体制の準備状況は
大阪日日新聞:大阪日日新聞の木下です。コロナ関連ですけれども、年末年始の医療体制、検査体制、今の時点でどの程度準備できているとかありますか。市民に対して安心できるものかっていう呼び掛けをできるような感じになってきているのかどうかお伺いします。 松井:これは全体の医療体制については府の対策本部のほうできちっと対応いただいておりますし、われわれは大阪府のそういう方針に基づいて大阪市の病院機構を中心として年末年始、なんとか乗り切れる体制を今、組んでいるところです。 大阪日日新聞:PCR検査体制のほうですけれども、前回の会見でもお聞きしましたけれども、府のほうで医師会のほうと話し合っているというお話でしたけども、現在、大阪市内だとPCR検査は4カ所かと思うんですけども、これを年末年始に向けて増やされるっていうようなお考えはございますでしょうか。 松井:いや、今6000件回してますから、PCR。これもう、結局、検査所を増やしても検査できるキャパがないともうどうにもできないわけですから、今の大阪の行政検査のキャパというのは約6000件。それは今の検査受け付けの検査所の範囲で、それだけの検体集まってきていますから。今の状況、今の行政検査自体、今のまま、このまま継続をしたい、こう思っています。 今、大阪市としてはさらに民間の検査機関を活用させていただいて、高齢者と接する機会の多い方々、施設勤務の方々、こういう方々に無症状であっても定期的になんとか検査できるような体制をつくれないかということを今、検討しているところです。 大阪日日新聞:別件ですけれども、万博のほうの経費の話ですけれども、前回の特別委員会のほうで協会の方を市議会のほうに呼んでお話ししたいという話が出たかと思うんですけども、1月にもまた委員会あるかと思うんですけども、そこで協会の方が呼ばれて詳細のところを聞いていくっていうようなお考えはいかがでしょうか。 松井:いや、それは議会が委員会で参考人として招致できるはずなんですよね、万博特別委員会で。だからそこは議会が判断すれば、われわれはそういう協会に対して議会が説明を求めているんであれば、そういう形を、議会の意見を伝えて対応していきたいと、こう思っています。