和歌山パンダの赤ちゃん 性別は「雌」でした アドベンチャーワールドが発表
和歌山県白浜町の動物園や遊園地を併設したテーマパーク「アドベンチャーワールド」は22日、先月生まれたジャイアントパンダの赤ちゃんの性別が、雌だったと発表した。 【映像】産まれたばかりの赤ちゃんを抱く良浜 赤ちゃんの計量の様子も
誕生時は雄と判定していた
同園によると、11月22日に赤ちゃんが誕生してから数時間後、同園職員が赤ちゃんを良浜から預かり、健康チェックと雌雄判別を実施。その結果「オス」と判定していた。
今月21日に再度雌雄判定を行った結果、雌と確定
しかし、ジャイアントパンダの雌雄判別方法は、肛門と尿道口の形態やその距離を観察し、過去のデータを基に判断。中国の「成都ジャイアントパンダ繁育研究基地」と連携しながら観察を続けてきたが、今月21日に再度雌雄判定を行った結果、雌と確定したという。
1月中旬以降の公開で調整
赤ちゃんは、生まれた当初ピンク色だった体が、だんだん白と黒の毛が生えてきてパンダらしくなった。体重は1キロを超え、良浜は赤ちゃんをしっかりと抱きかかえて、母子ともに健康だという。 赤ちゃんの体重は、22日現在で1009グラムとなった。同園では親子の公開について「ゲストの皆様、スタッフ、動物たちの健康と安全を最優先に、新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑みて1月中旬以降の公開で調整しております」と話している。
赤ちゃんの名前を募集
同園は24日から赤ちゃんの名前を募集する。期間は来年2月23日までで、インターネット、はがき、パーク内の募集コーナーで受け付ける。 詳細は同園公式サイトまで。