大阪府・吉村知事が定例会見2月9日(全文6完)まったく理解ができない
ベーシックインカムの財源は
人民新聞:ありがとうございます。もう1点ですが、ベーシックインカムについての財源をきちんと説明されていないという意見が一部の方からあるんですけれども、財源をどこから持ってくるかという話をお願いいたします。 吉村:ベーシックインカムについても先ほどの理念に通ずるんですけれども、やはりさまざまな規制緩和をして経済成長を目指していく、そして生まれてくる経済の中で、どうしてもチャレンジを認めるということは、裏を返せば失敗を認めるべき社会だというふうに思っていますので、仮に失敗をしたとしても、きちんと生活ができるようにしていく、そういった仕組みが必要だと。 これがまさにベーシックインカムであり、そしてその財源をどうするかというところは当然出てくるんですけれども、財源については、ベーシックインカムの金額をどのくらいにするのかということによっても変わってきますし、今、さまざまな財源をお願いしている中の、年金等も含めてですけれども、財源の組み換えをするというのが基本的な発想です。 人民新聞:すいません、財源の組み換えというのがちょっとよく分からないんですけど、具体的に教えていただけますか。 吉村:例えば今、さまざまな国民の皆さんにお願いをして納めていただいているお金があるわけですけれども、それが財源になっています。そういったものについて、それをもとにさまざまな年金であったり、さまざまな支給というのがある中で、基本的に納めていただいている財源の組み換えを図っていくということが財源の確保として重要だというふうに思っています。 人民新聞:ありがとうございます。最後に1点、お願いします。大阪から出ている衆議院議員の方で、伊東さんという議員がいらっしゃると思うんですけれども、彼はマルチ商法のセミナーに参加されて、私が開発に関与したというような話をされているということなんですけども、この方については、何か訓告とか注意とかは副代表としてはされたんでしょうか。 吉村:党として厳重注意をいたしました。これはいわゆる議員でないときの時代ですけれども、それをやったということです。 人民新聞:ありがとうございます。 日本経済新聞:ほかにご質問ある方、いらっしゃいますか。それでは、これで終了。あ、ごめんなさい。