大阪府・吉村知事が定例会見2月9日(全文6完)まったく理解ができない
菅直人氏のツイートはどの部分が問題だったのか
毎日新聞:すいません。毎日新聞の矢追です。最後になりますけど。以前、菅直人さんがTwitterで、維新さんがやっておられることについて、低所得者という言葉を使いながらそういう説が有力というふうにTwitterで書かれていて、それに対して副代表のほうや松井さんのほうから、ちょっとこれは人としてどうなのかというような批判といいますか反論があったんですけれども、あのツイートの中身の、どの部分が具体的に問題だっていうことか、ちょっと説明してもらえないでしょうか。 吉村:それ、僕が説明しないといけないことですかね。あのツイート見て、問題ないと思います? 毎日新聞:いや、いろんな論点があると思っていて、例えば中身がそういう説が有力だということに対して、いや、そんな説おかしいでしょう、という論点なのか、それとも低所得者というのを用いて、例えば所得で支持を語るというのが問題なのか、ちょっと幾つか論点があるのかなと思いましたので、吉村さんとしてはどの論点なのかなと思って。 吉村:あれ、もし僕が発信したら、毎日新聞、1週間にわたって大バッシングを続けるんちゃいます? あれ、認められますか。毎日新聞として。維新は、役人批判をして、低所得者が支持を得てるって。それ、もし僕が言ったら、毎日新聞が、これはどういう論点ですかって、言った人に言ってもらえます? 1週間ぐらい、もう猛批判するんちゃいます? 僕のこと。もう菅直人さんだったら、そういう、論点がいろいろあるということになるんですかね。毎日新聞こそ怒らなきゃいけないんじゃないですか、あんなTwitterについては。 毎日新聞:いや、うちの話じゃなくて、吉村さんとしてはどう思うのかなということを質問したかったんですよ。もちろん、うちが怒るかどうかはちょっと、それは今は論点じゃないので。 吉村:所得の高い・低い、そういったところで何か政党の支持をひも付ける、そんなことはあり得ないと思いますし、そういう発想になること自体が、僕はもう、まったく理解ができないです。よっぽど自分のことを賢いと思っているのか知りませんけれども。本当に、あまり言うとまたこれ、もう今は感染対策に集中したいのでこのくらいにしておきます。 毎日新聞:ありがとうございます。 日本経済新聞:ほかにご質問のある方。いいですか。それではこれで会見終了させていただきます。ありがとうございました。 (完)【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見2月9日