松野官房長官が定例会見4月15日(全文)若年層の3回目接種推進は重要
リエゾンチーム派遣はいつまで延長?
日本テレビ:日本テレビ、高柳です。冒頭ご紹介ありました沖縄へのリエゾンチームについてお伺いいたします。派遣期間の延長ということですが、期間はいつまでを想定しているのでしょうか。また、沖縄県は直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数が全国で最も多いですけれども、感染拡大の要因をどう分析しているのか、併せて教えてください。 松野:まず延長期間の予定でございますけれども、沖縄県の感染状況や感染対策上の要望を踏まえ、引き続き県と緊密に連携して対策に取り組むため、当面の間の延長を決定したということでございます。感染状況等に関してのご質問でございますけれども、感染状況については10万人当たりの新規感染者数が増加傾向で推移をし、全国で最も多い状況であります。病症使用率も増加傾向にあります。沖縄県においては現在の感染状況を踏まえ、子供や高齢者の感染対策の強化、ワクチン3回目接種の促進等の対策を講じているところであり、政府としてもこうした取り組みを支援していく考えであります。
若年層への3回目以降接種の意義は
時事通信:時事通信の【カワカミ 00:09:34】です。新型コロナワクチンの4回目接種について伺います。自民党の新型コロナウイルスに関するワクチン対策プロジェクトチームは今日、4回目接種について重症化リスクの高い高齢者や基礎疾患を持つ人を対象に進めるべきだとの提言案を大筋で了承しました。一方、若年層への3回目以降のワクチン接種に関しては、オミクロン株による重症化リスクは低く、さらに上積みする政策的意義は少ないと指摘しています。政府としての見解と今後の対応について伺います。 松野:ご指摘の提言案について決定されたとは承知しておりませんので、お答えは差し控えさせていただきたいと思います。ワクチンの接種に関する方針は厚生労働大臣の担当であり、厚生労働省の審議会において4回目接種を行うか否か、仮に行う場合の対象者や3回目接種からの適切な接種間隔について議論を続けていると承知をしております。また、若い人であっても新型コロナに感染したあと重症化することや、いわゆる後遺症が生じることがあることから、若年層についても3回目接種を推進することは重要であると考えております。できるだけ早期に、できるだけ多くの方に接種を受けていただけるよう取り組んでまいりたいと考えております。